エンディングノートの書き方ノート~8.自分について書く

最終回:自分について書く

エンディングノートの書き方ノート|コトダマの里
8.自分について書く
このシリーズではエンディングノート(終活ノート)を書くときに役立つ情報をまとめてご紹介していきます。8では、自己年表やパーソナルデータの処理など、自分に関する基本情報の書き方についてご紹介します。。

 こんにちはコトダマの里のアズです。長々とお付き合いいただきました。「エンディングノートの書き方」も今回で最後です。最終回は「自分について書く」です。

 ライフメディア リサーチバンクが2012年に行った「終活・エンディングノートに関する調査」によると、エンディングノートを書こうと思ったきっかけは、「遺品整理や遺産で面倒をかけたくないから」が最も多くありました。

 もし急に亡くなったとしても、家族が困らないように、財産の備忘録として書いておこうと思ってエンディングノートを書き始める人が多いようです。

 ところが、実際にエンディングノートに書いている、または書きたいと思う内容をたずねたところ「自身の葬儀や墓のこと」「家族への感謝のメッセージ」という解答が多かったのです。

 最初は「書かなければなければならない」といったいわば事務的な義務感からか、「備忘録」的な用途でエンディングノートを活用したいと思っていても、実際書き始めると、自分の希望や家族へメッセージなど、自分の思い丈を伝える、心情を綴るために書きたいと思えてくる変化の様子がうかがえます。

 エンディングノートの「自分について」のことを書くパーツでは、これまでの人生の歩みを振り返り、過去の記録や記憶を整理していきます。エンディングに向けての自分の考えをまとめていく、とても大事なパーツです。

パーソナルデータ

 デジタル時代のパーソナルデータには、デジタルデータも含まれます。

  • 自分の基本情報?氏名、生年月日、本籍や住所など
  • パソコンや携帯電話の情報?-携帯の電話番号、メールアドレス、パスワードなど

 自分の基本情報「氏名(旧姓)、生年月日、住所、本籍、電話番号」などに加えて、パソコンや携帯電話の情報 も死後の個人情報の管理が必要です。携帯電話やパソコンのログイン、ブログやSNS、ネットバンキングなど、本人が生前どのようにネットを利用していたかということは家族は知らないことの方が多いでしょう。むしろネット上のことはプライベートのこととして家族には教えていないという方もいらっしゃると思います。

 死後アカウントを削除してくれる専門のサービスもあらわれていますが、家族に任せる場合は、携帯の電話番号、メールアドレス、パスワード、利用しているWebサイトの名称とログインIDとパスワードのリストも作っておきましょう。

 そして、メールのデータは「見ないで削除してほしい」、ブログは「削除せずにそのまま残しておいて欲しい」など、死後そのデジタルデータをどう処分して欲しいかの希望も書き添えます。

webサイトリスト

自分史

 自分の生きた証を遺します。エンディングノートの自分史は自己年譜スタイルが一般的なようです。生まれたときから、何年に学校に上がり、何年に社会人になり、何年に家庭をもったと、時間の流れに沿って書いていきます。

 自己年表の作成には無料アプリ「思い出ノート」「思い出キット」も活用できます。年齢を設定すると、何歳の時にどのような事件が起きて、どんな曲がはやってなど世相が分かります。

 「家庭」「学校」「戦争」「社会人」「結婚」「出産」「子育て」「ペット」「旅行」「趣味」「介護」「闘病」など切り口に思い出を書き込んでいきます。昔の写真をみるのも、昔を思い出す良い方法です。

 自己年表は人生を見つめ直すとても良い機会です、生まれたときからこれまでの人生をふりかえると、「華やかだった時期」、「がんばった時期」や「苦しかった時期」が見えてくると思います。大切な思い出を、深く掘り下げて、コトダマ物語にするのもおすすめです。

 自己年表には、思い出の旅行の写真、趣味や大切にしているものなどお気に入りの写真つけるとより思い入れのある自己年表になるのでおすすめです。

 パソコンでエンディングノートを書いている場合、写真をデジタルデータにするにはスキャナーが便利です。また、写真の上に透明のガラスをひいて、デジカメやスマホなどで撮影するのもなかなかきれいに映ります。店頭で写真をデジタル化してくれる写真屋さんもあります。

 家系図や家紋も人気です。家系図を作るのは大変です、戸籍を集めなければならなく、手間も時間もかかります。専門家に依頼すれば有料ですがすばらしいモノができあがるでしょうが、たとえ完全でなくとも、自分自身で、自分のルーツを探るプロセス自体がとても有意義だと思います。家系図作成支援のソフトも販売されています。

大切な人へのメッセージ

 自己年表で自分の人生を振り返り、エンディングノートの項目を埋めていくにつれて、家族や周りの人への感謝の気持ちや、伝えておきたい思いがこみ上げてきます。生前は、恥ずかしくて面と向かって伝えらなくとも、エンディングノートでならば、素直に自分の思いを伝えやすくなります。たくさん書いてもよし、一言でもよし、大切な人にあてて、感謝の気持ちや伝えましょう。そして是非その感謝の気持ち、大切な方へのメッセージをコトダマレターにしてください。

 さて8回シリーズで届けしてきた「エンディングノートの書き方」いかがでしたでしょうか。少しでも、皆様がエンディングノートを書くときに少しでもお役に立てれば嬉しいです!

 エンディングノートに書かれたあなたの人生の物語には、人生の貴重な知恵や教訓、強い思いや志がいっぱい詰まっています。是非その感謝の気持ち、大切な方へのメッセージをコトダマレターにしてください。

 コトダマとは、「タマシイ(ココロの思い)を伝える言葉(メッセージ)」です。それは、きわめて貴重な「社会的財産」なのです。きちんと伝え残すことにより、いつか、どこかで、必ずや誰かの役に立ち、その人生の糧になるはずです。コトダマの里は、そうした貴重な社会的財産としてのコトダマを電子書籍を始めとした最新のICT(情報通信技術)を活用して伝え残すためのソーシャル・プロジェクトです。

 コトダマ里では電子書籍化は無料です。お気軽にご利用ください。

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