Amazon Best of 2013 年間ランキング「ノート・メモ帳」部門」

Amazon Best of 2013 年間ランキング
「ノート・メモ帳」部門」

Best of 2013 年間ランキング 文房具・オフィス用品部門

『KOKUYO KB用紙(共用紙)(FSC認証)(64g) A4 500枚 KB-39N』が不動の1位をキープ。次いで『コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート B5 LES-E101』、『フェローズ 703バンカーズBox A4ファイル用 黒 3枚パック 内箱 5段積重ね可能 対荷重30kg』とおなじみの顔ぶれが並ぶ。そんな中『CASIO カシオ 関数電卓 394関数・機能数 数学自然表示 fx-375ES-N ブラック』など、特殊な機能を持った電卓などもランクインする結果となった。

続きを読む


応援してます。ガンバレうさぎさん!(出典:オフィシャルブログ「中村うさぎvsマッド高梨 ガチBLOG!」)

応援してます。ガンバレうさぎさん!
(出典:オフィシャルブログ「中村うさぎvsマッド高梨 ガチBLOG!」)

[中村うさぎ]「サンデー毎日」連載再開 せまる死を前に「遺言」をつづる

 原因不明の病で一時心肺停止となり、現在も入院中の作家・中村うさぎさんが雑誌「サンデー毎日」でタレントのマツコ・デラックスさんと週替わりで執筆しているエッセー「うさぎとマツコの往復書簡」の連載を11月5日発売号から再開、「私の遺言」として、目の前まで迫った死を振り返りながら、パートナーの必要性を訴えていることが分かった。

 エッセーの中で中村さんは、闘病生活で「人は誰かに甘えなきゃ生きて行けないのね」と思い知り、パートナーの必要性を指摘。「パートナーとはね、『生死を共にする相手』なのよ」と訴え、自分の夫がゲイであり、恋愛感情はないものの、たがいを必要とするパートナーであるとつづっている。またパートナーを結びつけるものとして「結婚」という制度が有用であるとも語っている。

続きを読む


ストックホルムの Woodland Cemetery に埋葬されるグレタ・ガルボの遺灰(出典:ggarbo.weebly.com)

ストックホルムの Woodland Cemetery に埋葬されるグレタ・ガルボの遺灰
(出典:ggarbo.weebly.com)

終活:「弔う場所」火葬場考/中 緑あふれる欧州施設 中国では大問題に

―先生は海外の火葬場や墓地も現地調査しておられます。印象的なのはどこですか。

 印象的な場所はやはり、スウェーデン・ストックホルム南部にある「森の火葬場」ですかね。102ヘクタールの広大な緑地の中に墓地があり、約8万5000基の墓に30万人が埋葬されています。その墓地の中に火葬場もある。目を見張る美しさで市民に愛され、世界遺産にも登録されています。欧州の施設の特徴は自然を大事にしているということですね。調和を考え設計されています。

……(中略)……

―会葬はどんな雰囲気なんですか。

 「森の火葬場」では、ろうそくとたくさんの花で飾られた霊きゅう台のうえにひつぎが載せてあって、その周囲に遺族は集まる。台はリフトになっているので、告別式が終われば、ひつぎがまるで埋葬されるように地下に降りていきます。会葬者はここで帰ります。日本のように炉前ホールで最後のお別れをしたり、拾骨は通常しません。宗教的な理由で特別にお願いすればその先にも行けるそうですが。ここでは半分の人はミンネスルンド(墓碑がない墓地)に職員の手でまかれ、残りは家族墓などに埋葬することになっています。

(東京電機大学の八木澤壯一・名誉教授へのインタビュー)

続きを読む


書店にたくさん並ぶエンディングノート(出所:日経トレンディネット)

書店にたくさん並ぶエンディングノート
(出所:日経トレンディネット)

エンディングノート用意の男 娘のブラ付けた経験も記述した

 妻が書店で「エンディングノート」を買ってきました。自分が死んだり、病気で判断や意思疎通ができなくなったりした時に希望内容を示すノートだそうです。

 まずは自分の生年月日・学歴を書き、妻との出逢い、長女の誕生エピソードとかを書いてるうちに、「どうせなら、秘密も含めて自分の人生を全部書いてしまおう。読まれるのは自分が死んだ後なんだし」という気になり、一度だけですが、会社の女の子と浮気したことと、これも一度だけですが、干してあった娘のブラジャーを自分の胸に着けてみたことを書きました。

 ところが数日後。「アナタ、浮気してたのね! それに娘の下着を着けるなんて変態!」。僕の留守中に、エンディングノートの中身を読んだ妻が怒り心頭です。そして、「やられたらやり返す!」「10倍返しよ!」と連呼し始めました。えっ、10倍返しって、浮気、10回するってこと? や、やめてくれ! 夫婦生活がエンディングになっちゃうよ!

続きを読む


photo credit: aldenchadwick via photopin cc

photo credit: aldenchadwick via photopin cc

ペットに遺産を残したい 飼育を条件に遺言や信託で

 自分が死んだらペットはどうなるのか? こんな不安を抱える高齢者は少なくない。

 昨年9月、飼い主を対象にしたペットのためのエンディングセミナーが大阪市内で開かれた。定員50人に対し、申し込みは70人以上。

 セミナーでは、遺言書の作成など具体的な手続き方法が紹介された。主催者の一人、本田みつ子さんは「動物を飼育するということは、一生飼うという責任を持つことです」と話す。

 ペット法学会副理事長の吉田真澄弁護士は「相続では、他の財産はいるが、ペットはいらないというケースもある」と説明する。

 相続手続きが終わったらペットが殺処分されるケースもあるという。こうした最悪の事態は、事前に家族で話し合うことで防ぐことができる。吉田弁護士は「ペットの飼育は世話の仕方など相性もある。餌や散歩の内容など詳細も詰めておいた方がいい」。

続きを読む


父と子

「自分史」絆を次代へ 親や夫の歩みを残す人も

 「自分史」と言われてどんなイメージを持つだろう。老後に人生の軌跡を振り返り、自分で筆を執るのが代表的だが、最近は子どもから老いた親へ思い出アルバムを贈ったり、死別した夫を追悼して文章にまとめたりと、その形態は多様になっている。何が自分史づくりに心を向かわせるのか。

 「夫の人生を、3人の子どもたちに伝えたかった」。昨夏、福岡県太宰府市の職員だった森田良一さん(享年57)を亡くした妻の真佐江さん(58)は、夫の“自分史”を作った理由をこう語る。

 職場で半袖シャツに草履姿を貫いた良一さん。人に優しく、人と触れ合う現場を大切にした。人権問題に奔走し、数多くの仲間をつくった。がんと闘病しながら、定年を前にこの世を去った。

 葬儀には800人近い弔問客が押し寄せた。夫の職場の同僚から、真っ向勝負で仕事に打ち込んできた姿を聞かされた。普段は無口で、家では仕事の話を一切しなかったのに…。

 仏壇の前で泣き暮らす日々。次第に思いがこみ上げてきた。「夫のすごさを知らなかった自分が恥ずかしかった。何より、それを子どもに伝えることができなかった」

 1990年から続く北九州市自分史文学賞。毎年300~400点の応募があり、7割が60歳以上の男性という。「自分の生き様とその時代の空気を子や孫に残したいと願う人が多い」(市文化振興課)という。

 戦後の復興から高度成長期を生き抜いてきたシニア世代。お父さんは外で身を粉に働き、お母さんは家を守る-それが当たり前の時代だった。人生の終焉に近づいた時、子どももパートナーも、お互いをよく知らなかったことに気づく人も多いのではないか。

続きを読む


photo credit: aldenchadwick via photopin cc

photo credit: aldenchadwick via photopin cc

病気、孤独死…愛犬は? 飼育継続への支え少なく

 大阪市内のマンションで80代の男性が孤独死し、愛犬が1匹残された。男性の死後、4、5日で発見されたため、犬は衰弱もせずに元気だった。しかし、飼い主が死亡しているため、処分される可能性が高い。そこで、個人で動物保護活動をしている島本さんに新しい飼い主探しが託された。

 島本さんは「飼い主を探すケースは孤独死だけではありません。入院したり施設に入ったりと、いろいろなケースがあります」。

 白金高輪動物病院(東京都港区)の佐藤貴紀院長(35)は「来院予定日に来なかったので連絡したら、高齢の飼い主が体調を崩していたことがある」と話す。入院中のペットに飼い主が面会に来なくなったと思ったら、飼い主が入院してしまったケースもあるという。

 環境省によると、殺処分される犬や猫は減少傾向にあるが、それでも平成23年度は約17万5千匹に上る。無責任な飼い主に捨てられる一方、高齢の飼い主の死亡、ペットの介護などが負担になるなどして飼育が継続できなくなるケースがある。核家族化、少子高齢化が進み、ペットを「家族」と考える人も多い。だが、高齢者が飼育を継続するための支援の手はまだ少ない。「ペットの終活」を真剣に考えなければならない時代が来ている。

続きを読む


スーダラ節にレーザー光線…[トホホな葬式]体験談(出所:日刊SPA!)

スーダラ節にレーザー光線…[トホホな葬式]体験談
(出所:日刊SPA!)

スーダラ節にレーザー光線…[トホホな葬式]体験談

 しめやかに執り行われるはずのお葬式も、ひとつ間違うとビミョーなことに。

 「友人のお父さんのお葬式のBGMが植木等の『スーダラ節』だった。いくら故人のカラオケの十八番だったからって、場違い感は否めなかった」(46歳・女)

 大往生ならそれもいいけど、若くして亡くなった場合はシャレにならない。

 「27歳で過労死した友人の葬儀がトンデモなかった。司会者は妙に流暢で演歌の曲紹介みたいな調子。出棺の際はスモークにレーザーが乱舞、『これより黄泉の国に旅立ちます』とのアナウンスでレールの上をお棺がスルスル……」(48歳・男)とは、演出過剰もいいところ。

続きを読む


「終活」認知度(SBIアラプロモ株式会社「シニア意識調査」)(出所:MSN産経ニュース)

「終活」認知度(SBIアラプロモ株式会社「シニア意識調査」)
(出所:MSN産経ニュース)

60歳以上の約76%が「終活」を認知

 SBIアラプロモ株式会社は、60代以上の方を対象に、シニアの意識調査に関するアンケート調査を実施しました。
 今回の調査では、60代以上の75.6%の方々が、「終活」に対して、必要もしくは不必要と回答しており、「終活」という言葉の認知度が高まっていることが判明しました。
 性別別に見てみると、「終活」を「必要」と考えているのは、男性が44.7%、女性が60.4%という結果が出ました。
 終活を必要と答えた289名に、「終活は何歳から始めるべきか」という質問をしたところ、「70代~」という答えが一番多い結果になりました。

続きを読む


書店にたくさん並ぶエンディングノート(出所:日経トレンディネット)

書店にたくさん並ぶエンディングノート
(出所:日経トレンディネット)

「終活」と生命保険

 近頃、比較的大きな書店では「終活コーナー」が見受けられるようになりました。 ハードカバーの立派な装丁の「エンディングノート」や壇蜜が表紙を飾る新刊の関係雑誌などが並べられています。

 ざっと眺めただけですが、その時を迎える前に家族や友人への想いや過去の想い出や、遺言状ともいえる意思表示、実務的な生命保険証券やその他有価証券、もちろん預貯金の口座などの一覧を記すページもあります。

 現時点における「人間五十年」の身として率直に感じるのは、「これらのノートなどがつつがなく書ける方はどのぐらいいるのだろうか」ということです。
  ……(中略)……

 率直に申し上げれば、多少の預貯金や有価証券など財産があり、家族関係や友人関係は良好で、過去にもちろん苦しい時期があったけれど晩年は幸福で、さらに揉めるような不動産など余計な財産などがない高齢者の方が、遠くない死期を悟り、周りの人々や自身の過去を振り返って書くにはとてもいいかもしれません。

 しかし、そうでない方にとっては埋める部分が少ないだけでなく、自身の不甲斐なさや準備不足を突き付けられるだけで、あまり書きたくないケースがあるかもしれません。

続きを読む


藤圭子さんの自殺をめぐる報道(『週刊文春』9月5日号)

藤圭子さんの自殺をめぐる報道(『週刊文春』9月5日号)

葬儀行わない、照實氏が遺体引き取り、面会拒否… 「全て遺言書に基づいた弔い」宇多田ヒカルが報道に全面反論

 歌手の宇多田ヒカルさん(30)が2013年9月5日に公式サイトを更新し、8月22日に亡くなった母の藤圭子さんについて「遺書はなかったが、遺言書はあった」などと明かした。
 公式サイトには「藤圭子を長年応援してくださった皆様へ」とのタイトルで、以下の文章が掲載された。

 「亡き母に代わって、皆様への感謝の気持ちを述べさせてください。長年の応援、ご支援、ありがとうございました。
 今なお母の心配をしてくださっている方々にお伝えしたいことがあります。
 ……(中略)……
 様々な情報(正確ではないものも多分にあります)が錯綜する中、葬儀はなく火葬のみという報道を耳にし、疑問を抱かれている方や、母のことを案じてくださっている方もいらっしゃるかもしれません。遺書はなかったと報道されていますが、今年の始めにしたためられた遺言書はありました。他の解釈の余地の無い、母らしい、非常に率直な遺言書です。その遺言書の内容に基づき、出来る限り母の意向に沿うべく精一杯の弔いをしています。
 母は、身内や知人の葬儀には出席せず、自分の時間、自分のやり方でお祈りを捧げる、というポリシーの持ち主でした。葬儀や告別式といったイベントを好むような人ではなかったことを、母をよく知る者、母のためを思う方なら、ご理解してくださることと思います。
 私も藤圭子のファンでした。今も、この先もずっとファンであり続けます。」

続きを読む


イオンの永代供養

イオンの永代供養

3万5000円で納骨と供養 イオン、来月から

 イオン子会社のイオンリテール(千葉市)は三十日、寺院や霊園と協力し、三万五千円の共通料金で共同墓地などの形態で納骨と永代供養ができるサービスを九月から提供すると明らかにした。二〇一五年二月末までに七都府県の計十カ所で展開する。〇九年に葬祭事業に参入した同社は、低価格と明朗な料金体系を武器に利用者を増やしている。納骨などでも低価格の志向が強まっているとみて事業領域を広げる。

 同社のイオンライフ事業部が募集を代行し、各寺院が供養や管理などを受け持つ。同社の葬儀を利用、または予約した場合、料金をさらに五千円割り引いて三万円とする。料金には管理料などが含まれ追加費用もかからないという。

 九月から「徳純院」(東京都港区)、十月から「宝袋寺」(横浜市)でそれぞれ千人を募集。年内に名古屋市、大阪府、福岡県の寺院に広げ、来年以降は埼玉県、千葉県でも扱う計画だ。

 これまで同社は、葬儀の顧客には墓の販売や納骨を仲介してきたが、最低でも約五十万円以上の費用がかかっていた。同社の調査によると、簡素な納骨を望む人が近年増加傾向にある。家族の葬式をしたが、料金がネックとなって納骨できず自宅などで保管したままの人も目立つという。

続きを読む


パソコンで作るエンディングノート

パソコンで作るエンディングノート
(出所:日経電子版)

家族に残す「最期の覚書」はパソコンで作ろう

 自分に万が一のことがあったときに、家族に残しておきたいのがエンディングノートです。連絡先や資産のリスト、葬儀に対する希望などを「最期の覚書」としてまとめておけば、悔いも残らず、家族に迷惑をかけることもありません。実は、エンディングノートは手書きで作るよりも、パソコンで作っていくことの方が適しています。そこで今回の連載では、パソコンでどのようにエンディングノートを作るのかを解説します。まず第1回の今回は、エンディングノートをパソコンで作ることがなぜ向いているのかなどについて紹介しましょう。

 最近では自分で記入する様々な型式のエンディングノートが文具メーカーなどから発売されています。
 こうした市販のノートを利用するのも便利ですが、エンディングノートはパソコンで作ることもできます。意外に思われるかもしれませんが、むしろパソコンで作ることには様々なメリットがあります。
 エンディングノートをパソコンで作ることのメリットとして、具体的に挙げられるのは次の4点です。

 (1)オリジナルのノートが作れる
 (2)修正や追加も思いのまま
 (3)DVDで長期保管、改ざんにも強い
 (4)パソコンのスキルを磨ける

 また、これはパソコンで作る場合に限りませんが、エンディングノートを作ることは、自分の人生と向き合うことになるので、とても有意義な時間を過ごせることでしょう。こちらのメリットのほうがむしろ大きいかもしれません。大切な家族や友人の顔を思い出しながら、キーボードをたたいてみてください。

続きを読む


輝きクラブ周南鹿野支部が普及を進めている「私のあんしんお守りノート」(出所:朝日新聞デジタル)

輝きクラブ周南鹿野支部が推進する
「私のあんしんお守りノート」
(出所:朝日新聞デジタル)

最期のお願い、冷蔵庫に保存 延命や葬式の希望記入

 高齢者が緊急連絡先やかかりつけ医などを書いた紙を、冷蔵庫で保管する取り組みが広がる中、山口県周南市の高齢者団体は、一歩進んでいる。延命治療を受けるか否か、葬式はどうしたいか、果ては戒名まで、万一のときに備え「エンディングノート」を冷蔵庫に入れておこうと呼びかけている。

 周南市の老人クラブ「輝きクラブ周南鹿野支部」。会員409人のうち約300人が実行している。
 ノートの名称は「私のあんしんお守りノート」(A4判9ページ)で、親族や友人、行きつけの店、デイサービスといった連絡先に加え、「介護が必要になった時の希望」「通夜、葬儀はどうしたいか」や、寺からすでにもらっている法名・戒名を書き込める。尊厳死や延命治療、人工呼吸器をつけるかどうかについてもチェック式で記す欄がある。
 書き込んだ用紙は長さ約25センチのカプセルに入れ、冷蔵庫で保管する。冷蔵庫に入れるのは、火災や災害にあっても壊れにくく、救急隊がすぐに見つけられるためだ。

続きを読む


パソコンソフト『僕が死んだら...』

パソコンソフト『僕が死んだら…』

家族に伝えたいこと、伝えたくないこと

 エンディングノートにはページ数の多いものもあり、その枚数を見ただけで書くのに躊躇する、と言う方もいますが、「これだけは絶対家族に伝えたい」という情報から書き始めると記入しやすいようです。

 「情報」には、エンディングノートに記載せず、パソコンに保存しているものがあります。パソコン内の大事な情報が消去しないようにバックアップする方法はいろいろありますが、一方で、情報の漏洩防止のため、パソコンのハードディスク内のデータを完全に消す業者やソフトも多々あります。

 先日、テレビで紹介されたソフトは、パソコンを立ち上げ、デスクトップ画面にあるアイコンをクリックすると、自動的にデータが消去するというものでした。これは他の消去ソフトとどこが違うかと言うと、パソコンの持ち主以外の者がそのアイコンをクリックするように誘導している点です。つまり、パソコンの持ち主が不慮の事故などで亡くなり、自分自身ではデータを消去できなくなったときに利用されることを想定しています。

 そんなことなら、エンディングノートに「パソコン内のデータを完全に消去してください」と書いておけば良いのでは、と思う人もいるでしょうけど、自分のパソコンの中身って、とくに身内には見られたくない、という場合もあるのでは?……このソフトの話を数人にすると、みんな、うんうんと頷いていました(笑)。

 家族に伝えたいことはエンディングノートに、……逆に伝えたくないことは……伝わらないように準備しておくことも必要かも知れませんね。

続きを読む


人生のエンディングをどうするか。「終活」に注目が集まっている。(出所:zakzak)

人生のエンディングをどうするか。「終活」に注目が集まっている。(出所:zakzak)

団塊世代の高齢化で「終活」がブームに 新たな問題も浮上

 生前から葬儀や埋葬、人生の閉じ方の準備を進める「終活」が“ブーム”だ。自分らしいエンディングへの意識が高まっている背景には、消費をリードしてきた団塊世代の高齢化がある。形式より気持ちを重視する流れのなかで最期のあり方も多様化し、新たな問題も浮上した。いつか迎える「その時」のために、どのような備えが必要なのか。

 ごく近い身内だけの「家族葬」、火葬場で荼毘(だび)に付すだけの「直葬」…。葬儀の簡素化が進んでいる。日本消費者協会が2010年に行った最新の調査によると、葬儀費用の総額は全国平均で199万8000円。前回、07年の231万円より約30万円下落した。

 隣近所の仕切り、葬儀会社の提案に任せていた葬儀のあり方に疑問を感じる人が増加。簡素化、低コスト化が進んだとみられる。

 葬儀の形骸化は緩和されつつあるものの、新たな問題も生じた。

 「直葬の場合、後になって親族や知人が『なぜ葬式をしなかったのか』とくちばしをはさみ、混乱するケースがある。遺族が『故人の強い希望です』と、毅然と対応できるよう、自分の意向はしっかり伝えておかなければならない」(大宮氏)

 以前は、残された家族に思いを伝える手段は遺言書しかなかった。現在は、法的な効力はないものの、より気軽に希望をつづっておける「エンディングノート」が登場し、専門のコーナーを設けた書店もある。11年に同名の映画が公開され、普及のきっかけになった。

続きを読む


エンディング・ノート(出所:女子SPA!)

エンディング・ノート
(出所:女子SPA!)

アラサーから「終活」を始める独女が増加中

 婚活、妊活、美活……などなど、昨今の特に女性にはさまざまな“活動”が付きまといますが、そのなかでも最近、人生の最後を迎えるための活動、いわゆる「終活」をする女性も増えているようです。エンディングメッセージ普及協会理事長で、終活アドバイスを行っている安田まゆみさんが話します。

 「11年の震災以来、多くの人が、『明日があるかどうかは不確定だ』ということを身を持って感じました。大震災の余波はずいぶんとおさまってきてしまいましたが、やっぱりいつどこで自分がどうなるかなんてわからないですし、特に一人暮らしの女性であれば、いざというときのために自分の身の回りのことを誰かに残しておく必要があると思うんです。それを実践する人も増えています」

 そこで、まずとりかかるのが、「自分の死後はこうしてほしい」という思いを綴る、「エンディングノート」の作成だとか。

続きを読む


自分史の年表作りを説明する自分史活用推進協議会の高橋誠さん(出所:東京新聞)

自分史の年表作りを説明する自分史活用推進協議会の高橋誠さん(出所:東京新聞)

お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を

 16日は父の日。今年のプレゼントは、定番のお酒やネクタイではなく、お父さんの「自分史」を作って感謝を表してみては-。顔を合わせて会話し、父の人生を知ることで、親子のコミュニケーションを深めることにもつながる。専門家に方法を聞いた。

 「自分史には、自分の生き方を肯定する効果がある。お父さんに贈れば、『俺の人生もまんざらでもない』と、喜ばれるのでは」と日本自分史センター(愛知県春日井市)の相談員芳賀倫子さん(70)。自分史は、自分で書くのが基本だが、子どもが聞き取って書いてもいい。亡くなった親の歴史を、日記などを基にまとめるケースもある。それで、親の人生を知り、感動する子どもも多いという。
 「誰でも言いたいことの一つや二つはある。残しておくことは、親子双方にとって大切」と芳賀さん。まずは「うれしかったこと」や「つらかったこと」などを聞いてメモを取り、少しずつ文章にまとめていくとよいという。

 取材後、記者も父(64)の話を聞いてみた。気恥ずかしかったが、父は「お父さんの歴史が知りたいのか」と意外にも乗り気。「それなら、たまにはみんなで外食するか」と、日曜の夜、家族で近所の回転ずしへ行くことになった。
 ビールが進むとさらに機嫌が良くなり、普段は口数が少ない父が冗舌に。「勉強はできなかったが、先生にはかわいがられた」「いたずらしておふくろが学校に呼び出され、その場でひっぱたかれた」。「小学校の時の思い出は」など、ごく簡単な質問で、自然と会話が盛り上がった。
 母(63)とのなれ初めや仕事での苦労、リタイア後の夢など、初めて聞く話も。父というより、一人の男性の人生を垣間見た、不思議な感じがした。

続きを読む


金子哲雄さんの遺著『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』(出所:ライフハッカー)

金子哲雄さんの遺著『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』(出所:ライフハッカー)

金子哲雄さん 葬儀の費用を前もって夫人の口座に移していた

 41歳の若さで急逝した流通ジャーナリスト・金子哲雄さんは、23万部のベストセラー『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』(小学館刊)で、こう記している。

〈「流通ジャーナリスト」として情報を発信してきた。自分の最期、葬儀も情報として発信したいと思った。賢い選択、賢い消費をすることが、人生を豊かにする。(中略)葬儀は人生の幕引きだ。これも含めて、人生なのだ。その最後の選択を間違えたくなかった〉

 金子さんは消費者のお得感を一番に考えてきた「コストカットのプロ」だったが、自分の葬儀に関してはコストを最優先する考えは取らなかった。常に考えていたのは、遺された人たちへの配慮だ。

〈最初に取りかかったのは遺産整理だ。遺産がたくさんあるわけではないが、こうしたものも、きちんと整理しておきたい。こういうことで、残してしまった人たちに嫌な思いをさせたくない〉

 故人を悼む気持ちは同じなのに、おカネで争ってしまう――現実でよく起きるそんな事態を避けるため、金子さんは細心の注意を払った。誰に遺産を相続させるかなど、死後、親族間で揉めるトラブルの芽を、生前に公正証書遺言を作成することですべて摘んだのである。

 また、死亡するとただちに預金口座は封鎖されてしまう。引き出すには、故人の戸籍謄本や法定相続人すべての印鑑証明などを揃えて銀行に提出しなければならず、最短でも1週間程度の時間を要する。祖父や夫といった、亡くなった縁者の預金を葬儀費用などに充てるつもりだった遺族が、口座を凍結されたことによって混乱に陥るケースは多いという。

 そのため、葬式の費用はすべて自分で出すと決めていた金子さんは、事前に葬儀などに掛かる費用を見積もって、喪主を務めることになる夫人の口座に移しておいた。

 金子さんは遺された妻のその後の生活についても思いを巡らせた。

〈この部屋から、片方の住人が消える。ひとり暮らしをするにはこの部屋は広すぎる。家賃負担も馬鹿にならない。(中略)今のうちに引っ越しできないか。ギリギリまでコストを下げる努力をしたい〉

 まさに流通ジャーナリストの真骨頂だった。

続きを読む


『17歳のエンディングノート』(出所:web R25)

『17歳のエンディングノート』
(出所:web R25)

エンディングノートに書きたいこと

 余命わずかな少女テッサが、死ぬまでにしたいTO DOリストを実行するうちに、人生の尊さに気づく映画『17歳のエンディングノート』。リストの内容は「有名人になる」や「セックス」など他愛のないものばかりだが、17歳の少女が抱く青春への憧れと無念の思いが伝わり、観る者の胸に迫る。

 とはいえエンディングノートなんて言われても20代にはピンとこないだろう…と思いきや、最近はそうでないようだ。編集部が25~34歳の男性200人に調査したところ、81人(40.5%)もの人が「今のうちにエンディングノートを書いておきたい」と回答。書き込む内容を上位3つ選んでもらったところ、「家族へのメッセージ」(58.0%)、「貯金、ローン、保険などの資産および相続方法に関する情報」(53.1%)、「死んだ時に一報入れてほしい相手の連絡先」(34.6%)と続いた。家族への感謝とともに、葬儀やお金のことで遺された家族が困らないように、という責任感がうかがえる。

 ちなみにエンディングノートに興味を持ったきっかけの上位2つは「震災を経験して」(34.6%)、「親族や知人の不幸に直面して」(28.4%)。身近な出来事をきっかけに、不測の事態に備える必要を感じる人が多いようだ。

 エンディングノートを書くことで、逆に生きることに前向きになれたという意見もある。“自分情報を整理する備忘録”として、向き合ってみるのもいいかもしれない。

続きを読む