Amazon Best of 2013 年間ランキング「ノート・メモ帳」部門」

Amazon Best of 2013 年間ランキング
「ノート・メモ帳」部門」

Best of 2013 年間ランキング 文房具・オフィス用品部門

『KOKUYO KB用紙(共用紙)(FSC認証)(64g) A4 500枚 KB-39N』が不動の1位をキープ。次いで『コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート B5 LES-E101』、『フェローズ 703バンカーズBox A4ファイル用 黒 3枚パック 内箱 5段積重ね可能 対荷重30kg』とおなじみの顔ぶれが並ぶ。そんな中『CASIO カシオ 関数電卓 394関数・機能数 数学自然表示 fx-375ES-N ブラック』など、特殊な機能を持った電卓などもランクインする結果となった。

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帰省して久しぶりに親子で歓談

帰省して久しぶりに親子で歓談

これを言ったら、おしまい 相続準備に子供の禁句

 「遺言、もう書いてくれたの?」――長女(52)からこう言われると、都内の女性Aさん(80)はいつも言葉に詰まる。

 別居している長女が遺言を求める理由は、相続税対策だ。Aさんには自宅のほかに大した資産はない。だが2015年に相続税が増税されると「課税される恐れがある」と長女。相続セミナーに参加し、課税される場合は相続手続きを早く終わらせる必要があると学んできた。

 長女は「今は妹と仲がいいけれど将来は分からない。遺産の分け方を事前に決めてくれれば、姉妹の相続争いは起こらない。だから遺言を書いてほしい」。さらにAさんに、平等に分けるためには家を売るのが一番いい、と助言した。預金は家の価値より少なく、平等に分けられない。争いを避けるにも納税にも、家をお金に換えるのが最良、というわけだ。

 理屈では分かる。でも、この家は先立った夫と若い頃に買い、娘たちを産み育てた。柱にも壁にも、夫と力を合わせて歩んだ人生の一歩一歩の思い出が染み込む。

 死後に売られるのは仕方ない。でも、自分はまだ生きている。今から手放すことを考えるのは――言葉も手も、そこで止まる。「遺言、書かなきゃね。そのうちにね」。Aさんは長女に、それしか言えない。

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葬儀費用の平均(出所:YOMIURI ONLINE)

葬儀費用の平均
(出所:YOMIURI ONLINE)

突然の喪主 慌てぬために

 日本消費者協会のアンケート調査(2010年)によると、葬式費用の全国平均は199万9000円。形式は仏式が約90%を占め、葬式の場所は、葬祭センターなどの葬儀専用の式場が約75%だった。費用は、地域や参列者数、祭壇の豪華さなどにより変わるが、目安になりそうだ。

 金額の内訳は、「葬儀一式費用」「飲食接待費用」「寺院への費用」で、葬式にかかる費用のほぼすべてが含まれている。「葬儀一式費用」は、通夜や告別式、火葬などの費用で、同協会のアンケートでは、全国平均が126万7000円となっている。

 「飲食接待費用」は、通夜や火葬後の会食で出す料理や、参列者への返礼品など。アンケートでは全国平均が45万5000円。「寺院への費用」は、読経や戒名に対する僧侶へのお布施で、全国平均は51万4000円だった。

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輝きクラブ周南鹿野支部が普及を進めている「私のあんしんお守りノート」(出所:朝日新聞デジタル)

輝きクラブ周南鹿野支部が推進する
「私のあんしんお守りノート」
(出所:朝日新聞デジタル)

最期のお願い、冷蔵庫に保存 延命や葬式の希望記入

 高齢者が緊急連絡先やかかりつけ医などを書いた紙を、冷蔵庫で保管する取り組みが広がる中、山口県周南市の高齢者団体は、一歩進んでいる。延命治療を受けるか否か、葬式はどうしたいか、果ては戒名まで、万一のときに備え「エンディングノート」を冷蔵庫に入れておこうと呼びかけている。

 周南市の老人クラブ「輝きクラブ周南鹿野支部」。会員409人のうち約300人が実行している。
 ノートの名称は「私のあんしんお守りノート」(A4判9ページ)で、親族や友人、行きつけの店、デイサービスといった連絡先に加え、「介護が必要になった時の希望」「通夜、葬儀はどうしたいか」や、寺からすでにもらっている法名・戒名を書き込める。尊厳死や延命治療、人工呼吸器をつけるかどうかについてもチェック式で記す欄がある。
 書き込んだ用紙は長さ約25センチのカプセルに入れ、冷蔵庫で保管する。冷蔵庫に入れるのは、火災や災害にあっても壊れにくく、救急隊がすぐに見つけられるためだ。

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photo credit: batintherain via photopin cc

photo credit: batintherain via photopin cc

人生の「終活」トラブルも 葬儀相談、9年で3倍

 「人生の最後を自分らしく」と葬儀や墓などを準備しておく「終活」が話題を呼ぶ中で、契約をめぐる相談も目立ってきた。一人暮らしの高齢者や老夫婦が「周りに迷惑を掛けたくない」と生前に契約してトラブルになる例もある。

 国民生活センターによると、全国の消費生活センターなどが平成24年度に受けた葬儀に関する相談は700件と過去10年間で最多となり、15年度の3倍超だった。「親の葬儀で予想以上の金額を請求された」など本人以外の死に関するケースが中心だが、中には「自分の葬儀を事前契約したが解約したい。返金されるのか」といった終活の相談もある。

 65歳以上からの葬儀解約をめぐる相談は15年度の10件から、24年度は72件に増えた。墓に関する相談は24年度が1664件で、15年度の1.4倍に。国民生活センターは「墓や葬儀の出費は高額。できれば事前に複数の業者に見積もりしてもらって」と助言する。

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パソコンソフト『僕が死んだら...』

パソコンソフト『僕が死んだら…』

家族に伝えたいこと、伝えたくないこと

 エンディングノートにはページ数の多いものもあり、その枚数を見ただけで書くのに躊躇する、と言う方もいますが、「これだけは絶対家族に伝えたい」という情報から書き始めると記入しやすいようです。

 「情報」には、エンディングノートに記載せず、パソコンに保存しているものがあります。パソコン内の大事な情報が消去しないようにバックアップする方法はいろいろありますが、一方で、情報の漏洩防止のため、パソコンのハードディスク内のデータを完全に消す業者やソフトも多々あります。

 先日、テレビで紹介されたソフトは、パソコンを立ち上げ、デスクトップ画面にあるアイコンをクリックすると、自動的にデータが消去するというものでした。これは他の消去ソフトとどこが違うかと言うと、パソコンの持ち主以外の者がそのアイコンをクリックするように誘導している点です。つまり、パソコンの持ち主が不慮の事故などで亡くなり、自分自身ではデータを消去できなくなったときに利用されることを想定しています。

 そんなことなら、エンディングノートに「パソコン内のデータを完全に消去してください」と書いておけば良いのでは、と思う人もいるでしょうけど、自分のパソコンの中身って、とくに身内には見られたくない、という場合もあるのでは?……このソフトの話を数人にすると、みんな、うんうんと頷いていました(笑)。

 家族に伝えたいことはエンディングノートに、……逆に伝えたくないことは……伝わらないように準備しておくことも必要かも知れませんね。

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エコヤギたちの気を引こうとする女の子(出所:AFPBBNews)

エコヤギたちの気を引こうとする女の子
(出所:AFPBBNews)

米ワシントン議会墓地に「エコヤギ」の群れ、除草と肥やしが使命

 米ワシントンD.C.(Washington D.C.)の連邦議会議事堂(Capitol Hill)近くにある歴史ある議会墓地(Congressional Cemetery)に隣接した緑地に7日、ヤギの群れが放たれた。

 「エコヤギ(Eco-Goat)」と呼ばれるこのヤギたちの使命は、米閣僚や議員経験者、最高裁判事、元軍人たちが眠る墓地の周囲、2エーカー(約8000平方メートル)の土地に茂ったツル植物や毒性の強いツタ、コケやシダ類を取り除きながら、土壌を肥沃(ひよく)にすることだ。7日から6日間、24時間態勢で「使命」に臨む。除草が必要な土地がアナコスティア川(Anacostia River)に近いため、除草剤の使用を避けた結果のヤギ投入という。

 ワシントンの議会墓地に眠る有名人には、米連邦捜査局(FBI)のジョン・エドガー・フーバー(John Edgar Hoover)元長官やエルブリッジ・ゲリー(Elbridge Gerry)元副大統領、写真家のマシュー・ブレイディ(Mathew Brady)などがいる。

 

 暑中お見舞い申し上げます。お盆に入ってから日本列島は記録的な猛暑に見舞われていますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

 お盆休みで故郷に帰省されていたり行楽地に出かけられたりしている方が多いかと思いますが、コトダマの里は通常通り営業しております。東京都内は電車も街中も閑散としていますが、コトダマの里はお盆ということでいつもよりタマシイさんたちで賑わっております(笑)。

 今回のコトダマ新聞は、コトダマの里の広報・営業・総務部長兼昼食調達係のAzuが担当いたします。お客様からのお問い合わせはわたしが承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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改装の主な手順(出所:日経電子版)

改装の主な手順(出所:日経電子版)

墓を引っ越し身近で守る 「改葬」の費用と手続き

 お盆に帰省して墓参りをする人は多いだろう。実家が遠いと墓参りの機会はどうしても少なくなりがち。将来、誰が墓を守るかも心配だ。最近は自宅近くに墓を引っ越す「改葬」を考える人が増えている。…(中略)…

 改葬は基本的に墓の使用者が自由にできる。ただ、新しい墓を確保して、元の墓から遺骨を移せば済むわけではない。一度埋葬した遺骨を勝手に動かすのは法律違反。そのため役所や墓の管理者に許可を得る手続きが必要になる。
 個人の墓は通常、墓の管理者に永代使用料を払い、特定の区画の使用権を取得する。取得した区画に自分で購入した墓石を置き、遺骨を納める仕組みだ。原則として墓の管理者は自治体か宗教法人。地方では寺などが管理する墓地に信徒が墓を持つ「寺院墓地」が多い。
 改葬の手続きは新しい墓と元の墓それぞれで必要だ。主な手順は(1)新しい墓の管理者から遺骨の「受け入れ許可証」などを取得する(2)元の墓がある市区町村に改葬許可申請書と新しい墓の受け入れ許可証を提出する(3)改葬を認める「改葬許可証」を新しい墓に提出する――の3つだ。…(中略)…

 改葬にかかる費用でトラブルになりやすいのが元の寺院墓地の管理者に払うお金。「離壇料(りだんりょう)」などと呼ばれる。「最近は100万円を超える高額の請求をする寺が目立つ」とNPO法人永代供養推進協会の小原崇裕代表理事は眉をひそめる。
 墓地を移る際に、元の墓の管理者に「今までお世話になった感謝の気持ち」として、金銭を渡す慣習はある。だが、寺院などが支払いを求める「法的な根拠はない」(小原氏)。改葬の許可には墓地管理者の署名が必要なため、求められると払ってしまうケースがあるという。
 墓コンサルタントの吉川氏はスムーズに手続きを進めるコツとして「早い段階で寺に改葬の相談をしておくこと」を挙げる。管理者は信徒が減るのを快く思わないため、事前の相談なく改葬の許可を求めに行くと話がこじれやすい。事情をよく説明し「包むのはあくまで気持ち。法要1回分くらいで良いのでは」と話している。

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多磨霊園(出所:wikipedia)

多磨霊園(出所:wikipedia)

都市部で墓不足が深刻化の背景は「行政による規制」と事情通

 全国には87万以上の墓地が存在する(2011年度、衛生行政報告例)。しかし、「墓地」を設置するには様々な基準をクリアしなければならない。霊園墓地の基準は各自治体によって異なるが、最近は規制を強化する動きが顕著だ。例えば厳しい墓地規制で知られる東京都府中市では次のような細かい決まりがある。

・アスファルトの通路の幅は1m以上。
・お墓の区画数の5%以上の数の駐車場が必要。
・墓地の敷地面積に占める緑地の割合は20%以上でなければならない。
・隣接する住宅、学校などの敷地とお墓の間には幅3m以上の緑地帯が必要(2000平方メートル以上の墓地の場合)。

 墓地や火葬場について規制する「墓地、埋葬等に関する法律(以下、墓地埋葬法)」は2011年に一部が改正され(2012年4月から施行)、墓地経営の許可や監督権限は都道府県から市、特別区へと移譲された。小さな自治体ごとに基準が決められるようになったわけだが、なぜこうした厳しい基準を設けるのか? 府中市の担当者はこう話す。

 「本市では、宗教法人などが市内に事務所を設置してから7年が経過しないと墓地建設の申請ができないなど、他市と比較しても高いハードルを課しています。市内には既に多磨霊園という大規模墓地があり、市の面積の4%を墓地が占める。できればこれ以上墓地を増やしてほしくないという住民感情があるのです」(生活環境部環境政策課)

 規制強化の背景に「お墓はできる限り家や学校の近くにあってほしくない」という地元の声があるのは、他の自治体も同様。例えば横浜市でも「主要な通路は1.8メートル以上の幅員を有すること」などの基準があるほか、「駐車場は可能な限り平置き」にすることまで求められている。

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小平霊園の樹林墓地(東京都東村山市)(出所:朝日新聞デジタル

小平霊園の樹林墓地(東京都東村山市)
(出所:朝日新聞デジタル

都市部で墓地不足 高齢化で多死社会・地方から改葬…

 都市部の公営墓地で、狭い場所でも大勢を埋葬できる「合葬墓」や「墓地ビル」が人気を集めている。土地不足で新たな造成が難しいことや、急激な高齢化で「多死社会」を迎えたことが背景にある。墓参しやすいよう遺族が遠隔地から移す「改葬」の動きも活発で、都市部の墓地需要はさらに高まりそうだ。

 「埋葬場所を探し続け、1年前にやっと見つかりました」。東京都八王子市の女性(43)は7月、両親が眠る都営小平霊園(東京都東村山市)の「樹林墓地」でそっと手を合わせた。
 18年前に父、まもなく母を亡くした。両親とも地方出身。実家との縁は薄れていたため、女性は都内で墓地を探した。だが、公営は空きが見つからず、数百万円が相場の民間霊園には手が出ない。その間、遺骨は自宅で保管してきた。昨夏、都が初めて募集した樹林墓地を知った。500人分に16倍超の応募が殺到するなかで運良く当選。費用は約30万円で済んだ。

 樹林墓地は約830平方メートルの敷地に計1万700人が埋葬できる。墓標のコブシなどが植えられた地下に、遺骨を布製の袋に入れて保管する合葬の空間がある。都は昨年の人気を受け、今夏は募集数を1600人分に増やした。
 都が樹林墓地を導入した背景には深刻な墓地不足がある。都によると、都内には青山(港区)や谷中(台東区)など7カ所の都営墓地があるが、ほぼいっぱい。都の担当者は「墓地をつくれるまとまった土地が少ないうえ、財政難も重なり、新設は難しい」と説明する。

 厚生労働省によると、全国の埋葬数は11年度が約130万件で、10年前より25%増えた。特に都市圏の伸びが著しく、首都圏1都3県では10年前より34%増えて30万件を超えた。
 全日本墓園協会によると、都市部では、高度経済成長期に地方から移り住んだ人が寿命を迎えつつある「多死社会」に突入し、墓地の需要が高まっている。
 民間の霊園開発は活発だが、土地不足のため数千個の骨つぼを安置する納骨堂や数百区画の小規模な霊園が目立ち、1区画の規模も縮小している。少子化で遺族の負担が増し、墓地にかける費用が下がっていることや、お墓観の変化も影響しているという。

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財産相続についての不安や心配事<br />(出所:旭化成ホームズ株式会社)

財産相続についての不安や心配事
(出所:旭化成ホームズ株式会社『親と子の財産相続に関する意識調査』)

親と子の財産相続に関する意識調査結果(旭化成ホームズ株式会社)

 旭化成ホームズ株式会社は、親と子が共に向かい合う日として、2005年に日本記念日協会によって認定された、7月第4日曜日(7月28日)の「親子の日」にちなんで、「親と子の財産相続に関する意識調査」を実施しました。

主な調査結果

財産相続の方法について「具体的に検討している」は親子共に、1割未満
※親世代=8.7%、子世代=7.0%

子の不安、親知らず。財産相続についての不安は、子世代の方が圧倒的に大きい
※財産相続について、不安や心配事がある→親世代=35.4%、子世代=65.2%

財産相続の方法について実行または、検討していることの1位は「遺言書作成」、次いで「生前贈与を行う」で、親世代・子世代共に同様の結果
「親子で同居する」ことに対しては、子世代の方が積極的
※「家を建て替えず(親子で)同居する」で、検討もしくは実行している→親世代=24.8%、子世代=45.6%
※「家を二世帯住宅に建て替え(親子で)同居する」で検討もしくは実行している →親世代=13.7%、子世代=31.7%

財産相続のことについて、家族で話し合いをしている=3割以下
※親世代=24.9%、子世代=18.0%

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象が死んだ仲間を弔いお葬式をしていると話題

象が死んだ仲間を弔いお葬式をしていると話題

 こちらが死んだ仲間を弔う象です。これが象の世界でのお葬式なのかそれとも彼の意識をただ確認しているだけなのかは定かではありませんが、象が死んだ仲間に枝を被せ葬式のような行為を目撃したケースも多々あるようです。もちろんその行為自体には物議がつきものですが、後ほど紹介する動画では死んだ仲間の骨を名残惜しそうに見つめたり持ったり、非常に寂しそうな象の姿が映し出されております。死体を見つめるその眼差しが実に悲しい。

そして、象が人間と同じぐらい感情豊かな動物であることは知られておりますが、改めて仲間の死を見つめる象の姿を見てしまうと「葬式」と思いたくもなります。

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人生のエンディングをどうするか。「終活」に注目が集まっている。(出所:zakzak)

人生のエンディングをどうするか。「終活」に注目が集まっている。(出所:zakzak)

団塊世代の高齢化で「終活」がブームに 新たな問題も浮上

 生前から葬儀や埋葬、人生の閉じ方の準備を進める「終活」が“ブーム”だ。自分らしいエンディングへの意識が高まっている背景には、消費をリードしてきた団塊世代の高齢化がある。形式より気持ちを重視する流れのなかで最期のあり方も多様化し、新たな問題も浮上した。いつか迎える「その時」のために、どのような備えが必要なのか。

 ごく近い身内だけの「家族葬」、火葬場で荼毘(だび)に付すだけの「直葬」…。葬儀の簡素化が進んでいる。日本消費者協会が2010年に行った最新の調査によると、葬儀費用の総額は全国平均で199万8000円。前回、07年の231万円より約30万円下落した。

 隣近所の仕切り、葬儀会社の提案に任せていた葬儀のあり方に疑問を感じる人が増加。簡素化、低コスト化が進んだとみられる。

 葬儀の形骸化は緩和されつつあるものの、新たな問題も生じた。

 「直葬の場合、後になって親族や知人が『なぜ葬式をしなかったのか』とくちばしをはさみ、混乱するケースがある。遺族が『故人の強い希望です』と、毅然と対応できるよう、自分の意向はしっかり伝えておかなければならない」(大宮氏)

 以前は、残された家族に思いを伝える手段は遺言書しかなかった。現在は、法的な効力はないものの、より気軽に希望をつづっておける「エンディングノート」が登場し、専門のコーナーを設けた書店もある。11年に同名の映画が公開され、普及のきっかけになった。

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谷中霊園(出所:下町を歩こう 谷中<

谷中霊園(出所:下町を歩こう 谷中

芥川龍之介らが眠る霊園巡り “墓マイラー”が推奨ルート紹介

 都内には政治家、小説家、芸術家など偉人や著名人が眠る墓があちこちにある。それらを巡り、故人の足跡に思いをはせる「墓マイラー」(※墓に参る者の意)が増えている。墓マイラーのあきやまみみこ氏がお薦めのお参りコースを紹介する。

 ひとつめは都内四大霊園のうちの2つ、雑司ヶ谷霊園(豊島区)と染井霊園(同)を巡るコースだ。東京メトロ副都心線雑司が谷駅で下車。霊園管理所でマップ(ネットでも公開)をもらう。メインストリートに面した漱石の墓は大きな安楽椅子の形をした堂々たる佇まいで、漱石と鏡子夫人の戒名が刻まれている。美人画の竹久夢二の墓もすぐ近く。東に進むと、中浜(ジョン)万次郎と洋画家・東郷青児の墓が隣り合っている。

 染井霊園へは都電荒川線雑司ヶ谷停留所から三ノ輪行きに乗って新庚申塚停留所で下車。霊園手前の本妙寺には剣豪千葉周作や名奉行遠山金四郎の墓がある。近くの慈眼寺には生前激しい論争を繰りひろげた谷崎潤一郎と芥川龍之介が眠る。谷崎の墓が芥川に背を向けているのがおかしい。芥川の墓はほぼ正立方体で、愛用の座布団と同じサイズだとか。

 静謐でゆったりと時間が流れる霊園や墓地は都会のオアシスだ。マナーを守り、安らかな気持ちでお参り&お散歩をしたい。

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東京家庭裁判所

東京家庭裁判所

意外に短い「相続放棄」までの猶予期間

 故人から引き継ぐ遺産は、できれば現金や不動産などのプラスの財産だけにしたい……とは誰もが願うところですが、現実には借金の返済や連帯保証人の地位など「負の遺産」も相続の対象となります。こうした負債を免れるための手続きとして「相続放棄(そうぞくほうき)」というものが存在しており、この手続きには「3カ月」という期限がはっきりと設定されています。

 「3カ月」といえば、さすがに「数日」や「数週間」などのごく短い日数と比べて、ある程度の猶予がある単位のように思えます。一見すると、けっこう余裕のある日程なのではないか、とも思えてしまうかもしれません。とはいえ、放置しておくと故人の負債をそのまま抱え込むこととなり、取り返しのつかない状態に陥ってしまう種類の手続きでもあるということは無視できないでしょう。その意味では、時間制限としては決してゆったりしているとはいえない……というのが正直なところだと思います。

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『終活読本 ソナエ』

『終活読本 ソナエ』

壇蜜、「終活本」で死生観を披露 葬儀学校在籍の理由などを赤裸々に

 セクシータレントの壇蜜(32)が12日創刊の『終活読本 ソナエ』(産経新聞出版)で、葬儀学校に入学した理由や、自らの死生観を明らかにした。セクシーな言動で注目されながらも女性の支持も高い壇蜜。同誌ではこれまで露出の少なかったクレバーな一面を披露している。

 巻頭のグラビアに登場した壇蜜。名前(芸名)の由来を、「壇」は“仏壇”。「蜜」は“そなえもの”と説明。なぜ、「檀」ではなくて「壇」なのか。「密」ではなくて「蜜」なのかについて丁寧に説明している。

 葬儀の専門学校に通ったのは、「大学を出て、和菓子職人を目指していたときに、大切な人が急死したことがきっかけになった」という。あまりのショックに、死とは何かを突き詰めて考えてみたかったようだ。
 ・・・(中略)・・・

 和洋の喪服、浴衣姿で撮影と取材に応じた壇蜜。編集担当によると「喪服は着たことがあるんですが、最後までピシッと着たのは初めて。いつも崩れた着こなしですから…」と語っていたという。

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“墓トモツアー”御一行さま(出所:MSN産経ニュース)

“墓トモツアー”御一行さま
(出所:MSN産経ニュース)

「墓トモ」って知ってる? 他人同士が墓を通じて縁づくり

 「墓トモ」という新語が、言葉が急速に広がっている。家族や親戚ではない他人同士が、一緒に墓に入ることを前提に新しい人間関係を築くことをいう新語だ。3年ほど前から使われ始め、昨今の終活ブームの中で一挙に広がりを見せている。

 先週創刊された、日本初の終活季刊誌『終活読本 ソナエ』(産経新聞出版)では、「墓トモ」の特集をしている。
 記事によると、墓トモの縁を結ぶ人たちは、「子供がいない」「子供に余計な負担をかけたくない」「夫(妻)と同じお墓に入れない」といった理由で、子孫への承継を前提としない墓を選んでいる点が共通点だ。つまり、自分が墓に入ったあと、供養をしてくれる家族や親族がいない人たちで、少子化、独身世帯の増加を背景に急速に増えている。

 記事では、承継を前提としない樹木葬墓苑を案内するバスツアーに記者が同行。見ず知らずのツアーの参加者らが、だんだん打ち解け、「墓トモ? 確かにそんな感じかもしれませんね」と、親しくなっている様子を紹介している。

 この墓苑に限らず、供養してくれる家族や親族がいない形態の墓(例えば、合葬墓、集合墓など)の契約者たちの間では、同じ趣味を縁にしたサークル、句会、バザーなどの開催がされているところもある。

 墓トモ同士で、催しを楽しみながら、「私が死んだら、先に墓で待っているから、線香あげてね」といった会話が明るく交わされている。

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入棺体験(出所:日経トレンディネット)

入棺体験
(出所:日経トレンディネット)

棺に入ると心が安らぐ!? “入棺体験”人気の秘密

 超高齢化社会を迎え、自分の人生をどのように締めくくるかを考える“終活”が盛んになっている。そんななか、密かに人気となっているのが「入棺体験」だ。

 文字通り棺の中に入る体験イベントで、シニアライフコンサルタントで終活カウンセラーの坂部篤志氏とウィルライフが2013年3月から共同で開催。インターネットで告知した瞬間に定員が埋まるほど盛況だという。
 いったいどんな人たちがイベントに参加しているのか。同社の増田進弘社長によると、参加者の属性はさまざまだが、共通しているのは“まじめな気持ちで参加している”こと。興味本位や冷やかしで参加した人は今まで1人もいなかったそうだ。過去4回の参加者で多かったのは、新しいものを体験して広めたいという気持ちが強い人。また環境や教育に興味を持つ人の参加も多いという。生死の問題はそれらの問題と深く関わっているからだろう。さらに家族や親族の葬儀を通して現代の葬儀のありかたに疑問を抱いている人も多いとのこと。

 ほとんどの人が病院で死を迎える現代では、日常生活から「死の実感」が払拭されている。一方、2011年の大震災以降、死を身近に感じる人が多くなっている。そうしたころから死を逃れられない恐ろしいものと忌避するのではなく、フラットな気持ちで見つめたいと願う人が増えているようだ。入棺体験はその格好の入口なのだろう。

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「事前指示書について」(出所:厚生労働省「平成24年度人生の最終段階における医療に関する意識調査速報」)

「事前指示書について」
(出所:厚生労働省「平成24年度人生の最終段階における医療に関する意識調査速報」)

尊厳死、自然死ブームの裏側にあるもの

 「胃ろうしてまで生きたくない」「無駄な延命措置はしてほしくない」。日常の会話の中でも、こうした言葉を聞くことが多くなった。

 やがて訪れる人生の終末期に、自分はどのような医療を受けたいか。6月27日、厚生労働省が発表した「人生の最終段階における医療に関する意識調査」によって、終末期に国民が望む医療の姿が明らかになった。

 同調査は、無作為に抽出した20歳以上の男女5000人に郵送で調査を依頼し、44%の2179人から回答を得たものだ。がん、心臓病、認知症、交通事故で回復の見込みがなくなった場合に、どこで過ごしたいか、どのような医療を希望するかなどを調査している。

 病気ごとに質問項目は若干異なるが、全体的に、肺炎になったときの抗生剤、水分補給の点滴は望むが、鼻や胃からの経管栄養、人工呼吸器の使用、心臓マッサージなどの蘇生処置は望まない人が多いようだ。とくに、胃ろうを望まない人は多く、7割以上は望まないという結果となっている。

 同調査では「事前指示書」についての質問もある。認知症などになって自分で物事の判断がつかなくなったときに備えて、元気なうちに終末期の治療方針を書き残しておくことに、69.7%の人が賛成と答えている。

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エンディング・ノート(出所:女子SPA!)

エンディング・ノート
(出所:女子SPA!)

アラサーから「終活」を始める独女が増加中

 婚活、妊活、美活……などなど、昨今の特に女性にはさまざまな“活動”が付きまといますが、そのなかでも最近、人生の最後を迎えるための活動、いわゆる「終活」をする女性も増えているようです。エンディングメッセージ普及協会理事長で、終活アドバイスを行っている安田まゆみさんが話します。

 「11年の震災以来、多くの人が、『明日があるかどうかは不確定だ』ということを身を持って感じました。大震災の余波はずいぶんとおさまってきてしまいましたが、やっぱりいつどこで自分がどうなるかなんてわからないですし、特に一人暮らしの女性であれば、いざというときのために自分の身の回りのことを誰かに残しておく必要があると思うんです。それを実践する人も増えています」

 そこで、まずとりかかるのが、「自分の死後はこうしてほしい」という思いを綴る、「エンディングノート」の作成だとか。

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