立花隆『自分史の書き方』(講談社)(Amazon.co.jp)

立花隆『自分史の書き方』
(講談社)(Amazon.co.jp)

 本書は、立花隆氏の大学のシニア世代向け講義コースの講義録をベースにした、自分史についての実践的な解説書である。

 昨年末に刊行されてすぐ購入し、すぐ紹介しようと思ったが、年末年始の忙しさにかまけてうっかり忘れてしまっていた(苦笑)

 ただ考えてみれば「紹介」というのはおこがましい話で、わたしが「紹介」するまでもなく本格的に自分史を書いてみようと思い立った人はまず手にするはずの本であり、またなぜそうなのかは実際に本を読んでみればすぐ分かるはずの本である。

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六車由実 民俗学が介護と出会うとき(出典:NHK福祉ポータル ハートネット)

六車由実 民俗学が介護と出会うとき
(出典:NHK福祉ポータル ハートネット)

 先日、コトダマの里をかねてよりご支援いただいている方から、六車由実さんの『驚きの介護民俗学』という本を知っているか、というメールをいただきました。

 じつはこの本はコトダマの里を2012年に始めた当初参考にした本の一つで、当時大変感銘を受けました。今回問い合わせいただいたのを機会に改めてご紹介しておきたいと思います。

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あなたの自分史を50文字でまとめると?(出典:マイナビウーマン)

あなたの自分史を50文字でまとめると?
(出典:マイナビウーマン)

あなたの自分史を50文字でまとめると?

 突然ですが、あなたはこれまでどんな人生を歩んできましたか? 千差万別の人生、これまでの歩みを振り返るものとしての「自分史」は、誰にでもあってしかるべきものですよね。では、そんな自分史をあえてコンパクトに50文字でまとめるとしたら? 10代~50代のマイナビニュース読者にアンケートしました。
 (以下抜粋)

  • 「凡人」(16歳/女性)
  • 「岐阜の自然豊かな地で伸び伸びと育ち、大好きな仕事と旦那さんと友人に囲まれて過ごす」(29歳/女性)
  • 「高校まで仙台、大学から東京に進出、日本史を学ぶ。鬱病になるも復活」(23歳/女性)
  • 「子どものころから成績はよかったが、就活に苦労し中小企業に入社。その後大企業に入社。人間関係に苦労し退職」(39歳/女性)
  • 「思い付きと世渡りのうまさだけで、実力が伴わないまま生きてきた」(34歳/男性)
  • 「何もなく、平凡に暮らした」(46歳/男性)
  • 「私は運がいい」(42歳/女性)
  • 「1969年に生まれて現在絶賛生存中」(44歳/男性)
  • 「東京・大田区に生まれ、引っ越ししたことなく、現在に至る」(52歳/女性)
  • 「高度成長期に生まれ、青春時代は大阪、そして中米のホンジュラスへ。そこで培った経験が、私の人生の原点」(54歳/男性)
  • 「苦労知らずな裕福な家庭に育つ。後を継いだ会社は1億円の借金まみれ。今、借金苦にてんてこ舞い」(51歳/男性)

 どっしりとこれまでを振り返る方もいれば、まだまだドタバタ継続中を思わせる方もいた50代。人生いろいろですね。

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自分史の年表作りを説明する自分史活用推進協議会の高橋誠さん(出所:東京新聞)

自分史の年表作りを説明する自分史活用推進協議会の高橋誠さん(出所:東京新聞)

お父さんの「自分史」贈ろう 父の日 今年は「モノより思い出」を

 16日は父の日。今年のプレゼントは、定番のお酒やネクタイではなく、お父さんの「自分史」を作って感謝を表してみては-。顔を合わせて会話し、父の人生を知ることで、親子のコミュニケーションを深めることにもつながる。専門家に方法を聞いた。

 「自分史には、自分の生き方を肯定する効果がある。お父さんに贈れば、『俺の人生もまんざらでもない』と、喜ばれるのでは」と日本自分史センター(愛知県春日井市)の相談員芳賀倫子さん(70)。自分史は、自分で書くのが基本だが、子どもが聞き取って書いてもいい。亡くなった親の歴史を、日記などを基にまとめるケースもある。それで、親の人生を知り、感動する子どもも多いという。
 「誰でも言いたいことの一つや二つはある。残しておくことは、親子双方にとって大切」と芳賀さん。まずは「うれしかったこと」や「つらかったこと」などを聞いてメモを取り、少しずつ文章にまとめていくとよいという。

 取材後、記者も父(64)の話を聞いてみた。気恥ずかしかったが、父は「お父さんの歴史が知りたいのか」と意外にも乗り気。「それなら、たまにはみんなで外食するか」と、日曜の夜、家族で近所の回転ずしへ行くことになった。
 ビールが進むとさらに機嫌が良くなり、普段は口数が少ない父が冗舌に。「勉強はできなかったが、先生にはかわいがられた」「いたずらしておふくろが学校に呼び出され、その場でひっぱたかれた」。「小学校の時の思い出は」など、ごく簡単な質問で、自然と会話が盛り上がった。
 母(63)とのなれ初めや仕事での苦労、リタイア後の夢など、初めて聞く話も。父というより、一人の男性の人生を垣間見た、不思議な感じがした。

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