【読書】「紙の本」vs「電子書籍」 圧倒的に多数派だったのは?

Q.紙の本と電子書籍では、どちらが好き?
紙の本と電子書籍では、どちらが好き?

 「紙の本派」が72.7%と、電子書籍派を圧倒的に上回っています。電子書籍の配信が一般的になってきたとはいえ、まだまだ電子書籍リーダの利用者自体が少ないのでしょう。

 次に、男女の違いに注目。以下のグラフは、「紙の本の方が好き」と回答した男女の割合を表しています。

紙の本と電子書籍では、どちらが好き? (男女別)

 「紙の本派」は、男性よりも女性のほうが多いようです。電子書籍に限らず、新しいデジタル機器に興味を持つ男性は、多いですよね。

タブレットが普及すると電子書籍も普及する?

 コトダマの里のAzuです。わたしの周囲ではインフルエンザが本格的な流行の兆しを見せていて、コトダマの里でもRyuさんがインフルエンザでダウンしてしまいました(泣) 皆様もくれぐれもお気をつけください。

 さて、冒頭で紹介したのはDMM編集部が行ったアンケート調査の結果ですが、それによると紙の本と電子書籍のどちらが好きかを比べると、7:3で紙の本が好きな人が圧倒的に多いそうです。そして男性の比べると女性の方が紙の本が好きな人の割合が多いとのこと。

 この結果はとくに驚くべきことではないと思います。2012年に楽天koboAmazon Kinldeの電子書籍リーダーが日本でも発売され、それぞれの電子書籍ストアも相次いでオープンしました。当初は本場米国同様に電子書籍が急速に普及すると期待され(恐れられ?)ていましたが、フタを開けてみるとそれほど急ピッチで紙の本が電子書籍に置き換わるようなことはありませんでした。

 次『平成26年版情報通信白書』にある電子書籍の利用率の国際比較データですが、米国、英国の約15%、アジアの韓国、シンガポールの約8%と比べて日本では4%程度に留まっています。

電子書籍の利用率『平成26年版情報通信白書』

電子書籍の利用率

 

 今のところ電子書籍の利用率が低い水準に留まっているのは日本独特の出版制度・文化、電子書籍ストアの品揃えや電子書籍の値段など様々な要因があると思います。

 『平成26年版情報通信白書』ではタブレット端末の普及の度合いに着目し、日本では米国などに比べるとタブレットの端末の保有率が低く、またタブレット端末の保有者は電子書籍の利用意向が高いことを考えると、「今後のタブレット端末の更なる普及に伴い電子書籍の利用も拡大していく」と見込んでいます。

スマートフォン・フィーチャーフォン・タブレットでのサービス利用率 『平成26年版情報通信白書』

スマートフォン・フィーチャーフォン・タブレットでのサービス利用率

女性はタブレットそのものにはあまり関心がない?

 『平成26年版情報通信白書』の指摘は的を射ていると思いますが、タブレット端末の普及に関しては男女差を考慮する必要がありそうです。

 iPad、Kindle fire HDといったタブレット(および電子書籍リーダー)に関しては『コトダマ新聞』でTakeさんが一生懸命解説していますが、その解説はどちらかというとタブレットそのものに関心ある人に向けられていると思います。ただ、女性は男性に比べるとタブレットそのものに関心がある人は少ないのではないでしょうか。

 例えばわたしはたしかに電子書籍(とくにマンガ)を読むために(スマホではなく)タブレットを利用していますが、それ以外ではほとんど使いません。(あ、あとはYouTubeとか動画を見るとき。)つまり、タブレットは電子書籍を快適に読めるから利用しているだけで、それ以外の機能はあまり必要ありません。(というよりむしろ機能を絞ってシンプルで操作が分かりやすい方がいい。)

 つまり、タブレットそのものにあまり関心がないので、すでにスマホを日常的に使っているのにとくに理由や必要がない限りわざわざもう一台端末を持ちたいとは思いません。ただ逆に言うと、その理由や必要がわたしの場合は「電子書籍(とくにマンガ)」なわけです。

 要するに、「タブレットの利用が拡大するから電子書籍の利用が拡大する」という方向と「電子書籍の利用が拡大するからタブレットの利用が拡大する」という方向の二つの因果関係があって、どちらかと言うと男性層は前者、女性層は後者の因果関係が強いのではないでしょうか(あくまでわたしの推測ですが)。

 そしておそらく、女性層のなかでもとくに読書好き(とくにマンガ好き)の人がどちらかと言うと必要に迫られてタブレットを利用しているのであって、とくに「紙の本より電子書籍が好き」という人はあまりいないのではないでしょうか。(少なくもわたしはそういう人を見たことがありません。)

 この推測を裏付けてくれそうなデータがありましたので次にご紹介します。

 

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