“泣石家芭蕉”こと馬場翔一郎さんの「泣語」(出典:東京新聞)

“泣石家芭蕉”こと馬場翔一郎さんの「泣語」(出典:東京新聞)

泣語家 感動話、涙の一席 葬儀業30歳男性 老人ホーム巡回

 涙を流すことでお年寄りにストレスを解消してもらおうと、悲しい話や、感動的な話を専門に語る「泣語家(なくごか)」がいる。泣石家芭蕉(なかしやばしょう)こと、馬場翔一郎さん(30)。埼玉県入間市で葬儀業を営むかたわら、老人ホームをボランティアで回り、戦争の話などでお年寄りの心を揺り動かしている。

 「みなさん共通の話をさせていただきます。自分は経験していないんですけど…」。十一月下旬、東京都大田区の老人ホーム「ニチイホーム矢口」。八十代が中心の約四十人の入居者に向かい、馬場さんがゆっくりと語り始めた。ブータンの民族衣装をモチーフにした「泣き装束」に身を包んでいる。

 東京大空襲の際に子どもを懸命にかばい、黒焦げになった母親の話だった。「遺体をひっくり返すと、息はひきとっているが、ほおをピンクに染めて穏やかに眠る赤ん坊が横たわっていた」。会場は次第に静まり、手を合わせ拝む人や、涙ぐんで何回もうなずく人、「ありがとう」と叫ぶ人もいた。「本日の私の話は、涙とともに水に流していただければ幸いです」。こんな締めの言葉で、およそ五分間の「泣語」は終わった。

 「落語だと思って来たら違った。いい話だった。戦争中、配給を家族で分け合って食べたことを思い出した」。八十代の女性は、懐かしそうに感想を語った。ホームの担当者は「悲しい話を聞くと不安になるのではと心配したが、熱く心に響いた人もいたようだ」と評価していた。

大泣きして“心(ココロ)のデトックス”をする

 コトダマの里のAzuです。正月に入ってからめっきり寒くなってきました。海の向こうのアメリカでも大寒波が襲い、甚大な被害が出ているようです。

 新聞やテレビでアメリカの様子などが報道されていますが、わたしは寒さで“瞬間凍結”されてしまったリスちゃんの写真を見て思わず“初泣き”してしまいました。

“瞬間凍結”してしまったリス(出典:The Huffington Post Japan)

“瞬間凍結”してしまったリス
(出典:The Huffington Post Japan)

 かわいそう(涙)…… ところで、コトダマの里の『コトダマ物語/コトダマレター』はその人の人生の「タマシイの物語/タマシイのメッセージ」ですので、基本的に感動的な泣ける話が多いです。わたしはお客様からお話を聞いたり、草稿やメッセージを読むたびに大泣きしてしまいます。

 ただ大泣きした後は不思議と気分が落ち着き、穏やかで優しい気持ちになれます。辛く悲しいから泣くわけですが、泣いた後はむしろ悲しみが洗い流されたようなスッキリした気持ちになれます。おまけに、泣くことになった直接の原因とは関係のない鬱屈した気分やイライラした状態まで払拭されて、明るく前向きな気持ちにすらなれるのです。

 ハッ、これってもしかして…… 便秘が解消されたときの気分に似てるかも。ひょっとして、涙でデトックス(老廃物の排泄・解毒)

 じつは泣くことによって“ココロ(心)のデトックス”をしようという「涙活(るいかつ)」が今じわじわ人気を集めているようなんです。

 「就活」「朝活」「婚活」「終活」ときて、今度は「涙活」ですか…… 最近世間の活動が活発すぎて、根が干物系のわたしはフォローが大変なのですが、がんばってついていきたいと思います……

 さて、この涙活をはじめたのは、「離婚式プランナー」の寺井広樹さん。「離婚式」というのも最近流行ってきたものですが、寺井さんによると離婚式とは「縁あって夫婦になった2人の再出発」のためのセレモニーだそうです。

 離婚式では元夫婦の多くが泣くのですが、大泣きした人ほど式が終わるとすっきりとした表情になるそうです。それで寺井さんは「涙には何らかのストレス解消効果がある」と感じて「涙活」を思いついたそうです。

 実際、脳内物質セロトニン研究の第一人者である有田秀穂・東邦大学名誉教授によると、涙を流すことによって、緊張やストレスに関係する交感神経から脳がリラックスした状態の副交感神経へとスイッチが切り替わるそうです。そしてたくさん涙を流すほどストレスが解消し、心の混乱や怒り、敵意も改善するそうです。

 寺井さんはまず、自分一人で週末に“泣ける映画”と銘打った映画を見る“週末号泣”をはじめてみたそうです。ところが最初はなかなか泣けない。寺井さんはもともとあまり泣かないタイプで、数年前の祖母の葬式以来泣いていなかったそうです。そして周囲の人にも聞いてみたところ、自分と同じように「泣いていない」「泣けない」人が多かったそうです。

 多くの人が「泣いてはいけない」という自制心から泣く機会を逸してしまい次第に「泣こうと思っても泣けない」状態に陥っている、と寺井さんは考えました。そこで自分が行っていた“週末号泣”を「涙活」としてイベント化することを思い立ったそうです。

コトダマの里は“涙活の里”?

 寺井さんが始めた涙活のイベントでは泣ける映画や動画を上映するのですが、参加者は子育て中の母親、仕事でストレスを溜めたお父さん、就活に疲れた学生など様々で、10代から80代まで幅広い年齢層の男女が集まるそうです。

2013年12月に開催された涙活動イベント「泣きフェス」(出典:Yahoo!映像トピックス)

2013年12月に開催された涙活動イベント「泣きフェス」(出典:Yahoo!映像トピックス)

 うう…… もともと涙もろいわたしは、ここですでに涙がにじんできました。みなさんもわたしと同じように、いろいろ耐えているんですよね、きっと。

「泣けるコンテンツは、大きく分けて10種類。(1)親子 (2)夫婦 (3)祖父母&孫 (4)兄弟姉妹 (5)恋人 (6)友情 (7)アスリートの努力や成功 (8)仕事 (9)ペット・動物 (10)大自然などの風景。科学的な根拠はありませんが、涙腺には体と同じようにツボがあり、普段あまり泣かない人は、大抵この中の1つか2つしかツボに入りません。そのため、どんなに有名な感動作でも、泣けない人は泣けない。それがわかってからは、5~10分の短編動画を多ジャンルにわたって上映することにしました。すると、面白いように泣ける人が増えたんです」(寺井広樹氏)

 
 うーん、これってコトダマの里の『コトダマ物語/コトダマレター』のテーマともかなり重なっていますよね。もしかしてコトダマの里は“涙活の里”

 そうすると、わたしは知らない間にコトダマの里で日々涙活にいそしんでいたわけですね。だからTakeさんの嫌がらせにも耐えて、穏やかな気持ちで仕事をしていられたんだ。なるほどー(納得)。

 

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Azu

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2 Comments

  1. selasa
    Posted 2014年1月15日 at 7:04 PM | Permalink

    大親友より、今1ch見てとメールがきました
    泣く事がよいま事と知りました。亡き父の日記や手紙で、私に書いてくれた感謝の内容を思いだす度に号泣しています。老人ホームなどで素晴らしいお仕事されていることに頭がさがります。老人ホームやイベントに是非伺いたいので、日程などお知らせ頂けましたら嬉しいです。

  2. コトダマの里
    Posted 2014年1月17日 at 7:02 PM | Permalink

    このたびはコトダマの里の記事にコメントいただき誠にありがとうございました。

    上記記事は「涙活」という団体の「泣語」という活動を紹介したものですが、コメントはおそらく「泣語」のイベントスケジュールについての問い合わせと存じます。

    コトダマの里自体は「涙活」とは直接関係がありませんので、誠に恐縮ですが、「泣語」の活動内容やスケジュールについては「涙活」にお問い合わせ下さい。

    涙活公式サイト
    http://www.ruikatsu.com/
    上記のサイトの「お問い合わせ」というところをクリックしますと問い合わせ項目が表示されると思います。
    イベントスケジュールも上記サイトに公開されているようです。

    何かご不明な点がありましたら遠慮なくご質問下さい。

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