eBookJapan

eBookJapan

マンガはおまかせ! eBookJapan

 こんにちは。コトダマの里の“自炊班長”Takeです。

 今回は“電子書籍ストアを斬る!”シリーズ第3弾「eBookJapan編」です。

 ところで、「ランキングに見る電子書籍ストアの「傾向と対策」~Amazon Kindleストア編」で、日本の電子書籍市場は2012年度で729億円で書籍全体の8%程度と述べました。
 さてそれでは電子書籍市場のなかではどのようなジャンルが人気でしょうか?

 

 「そんなの司馬遼太郎の歴史小説に決まっておるじゃろうが!」と一喝したおじいちゃん! たしかに電子書籍でも歴史小説は人気ジャンルで司馬遼太郎さんは人気作家ですが、それしかないわけではありません。

Amazonの司馬遼太郎コーナー

Amazonの司馬遼太郎コーナー

 おじいさんは腰を抜かして立てなくなるかもしれませんが、じつはなんと! 日本の電子書籍市場の8割は「漫画」(電子コミック)なのです!

電子コミックの市場規模(出典:インプレスビジネスメディア『電子書籍ビジネス調査報告書2012』)

電子コミックの市場規模
(出典:インプレスビジネスメディア『電子書籍ビジネス調査報告書2012』)

 さすがマンガ超大国の日本! 世界中の国々をマンガとアニメとコスプレでオタクの植民地にしつつあるだけのことはあります。

 たしかに「分量当たりの“読んだ感”」を基準にすると歴史小説など文芸書に比べるとマンガは多くの「分量」を必要とし、そのぶんどうしても冊数がかさんでしまいます。本棚にマンガを並べてニヤニヤ悦に入っているAKB系のお兄さんはいざしらず、中身が読めれば良いごく普通のマンガ好きの人にとっては物理的スペースをとらない電子コミックは格好のプラットフォームと言えましょう。

 そしてこの電子コミックの最大手ストアがeBookJapanです。なんとそこにある電子コミックは8万冊超。世界広しといえどもそんなにマンガを持っているオタクはいないでしょう。(いやもしかしていたりして。)

 運営会社の株式会社イーブックイニシアティブジャパンは2011年10月に東証マザーズに上場し、2013年10月に東証1部に移りました。電子書籍専業の会社が東証1部に上場するのは初めてということで、儲かっているようでなによりです。

株式会社イーブックイニシアティブジャパン【3685】株価(出典:Yahoo! Japan)

株式会社イーブックイニシアティブジャパン【3685】株価
(出典:Yahoo! Japan)

 Amazonが昨年Kindleストアを日本で開始したときに「1年で植民地にしたるわ!」とジェフ・ベゾスCEOが思っていたかどうかは定かでありませんが、今のところ思ったほど植民地化が進捗していないのは日本におけるマンガ文化の根強さを見誤っていたのかもしれません。日本でうまくやるためには、まず電子書籍リーダーのKindleをマンガに最適化しなければいけないでしょう。

 さてそれはともかくeBookJapanの「2013年上半期電子書籍ダウンロードランキング」を見てみることにしましょう。

 

スポンサーリンク

 

LINEで送る
Pocket

The following two tabs change content below.

Take

コトダマの里のIT事業部長兼SE兼お茶係です。主に電子書籍やタブレットなど最新のICT(情報通信技術)の動向について斜め30度ぐらいから考察します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)