子どもが欲しがっているクリスマスプレゼント(出典:SankeiBiz)

子どもが欲しがっているクリスマスプレゼント
(出典:SankeiBiz)

子どもが欲しがるクリスマスプレゼントにiPadなどのタブレットがランクイン

 株式会社タカラトミーエンタメディアが総合プロデュースしている、親子で楽しむスマートフォン・タブレット無料アプリ『FamilyApps』は、スマートフォンもしくはタブレットを利用していて、0~9歳の子どもを持つ20~40代の父親・母親を対象にインターネット調査を行ないました。

……(中略)……

 スマートフォン、タブレットのいずれも子どもに使わせている家庭では、親が購入予定(購入済)のクリスマスプレゼント、子どもが欲しがっているクリスマスプレゼント共に「タブレット・スマートフォン」が上位にランクインする結果となりました。

 こんにちは。コトダマの里の”幼児教育部門統括責任者”Takeです。
 さて前回、前々回と子ども向けキッズタブレットについて取り上げました。ところで、お子様・お孫様へのクリスマスプレゼントとしてキッズタブレットを検討しているときに「知育上のメリット/デメリット」を気にしている方も多いと思います。
 つまり、はたしてタブレットの利用は子どもの知育に効果はあるのか、むしろ逆にマイナスの効果が大きいのではないか、という疑問です。

 これについていろいろと調べた結果をとりあえずまとめてみました。

 じつは「タブレット先進国」アメリカでは早くから乳幼児の知育にiPadが活用され、それに伴いiPadの活用が効果があるという研究結果もあれば、発達上問題もあるという専門家もいて、いろいろ議論されているそうです。

 日本での研究で興味深かったのは、赤堀侃司白鴎大学教授が行った「紙、PC、タブレットの学習上の効果に関する実験研究」です。この実験研究の結果から以下のような知見が得られたそうです。

子どもの探究力を伸ばすタブレット端末の可能性 ~2つの実験から見えてきたもの~

「紙を使った学習では、基礎的な問題を記憶したりする面で優位性を見ることができた。一方、タブレット端末を使った学習は、発展的に考えたり、自分の意見を表現したりする面で優位であることが明らかになった。興味深いのは、タブレット端末とPCは、音声や動画が見られるなど情報量は同じだが、タブレット端末の方が記述問題や応用問題の点数が高かったということだ。」

「知識を問うような言語系の問題には紙のテストに優位性があることが明らかになりました。また、写真や図などの非言語系の問題にはタブレット端末が優位であることが明らかになった。」


 ただこの実験研究の対象者は大学生なので、これと同様のことが幼児・児童にも当てはまるかどうかは定かではありません。とはいえ、紙とタブレットというメディアの特性上、基礎的または言語系の学習には紙が効果的で発展的または非言語系の学習にはタブレットが効果的、という知見は説得力があります。

 その一方で、小さな子どもは年齢・発達段階に応じた対応もとても重要だと思います。これについては七海陽・相模女子大学講師の次の指摘が参考になります。

スマホやタブレットで小さい子供が遊ぶときに親が知っておくべき4つのこと

0~2歳:乳幼児は、生きていく土台となる感覚、知覚、運動機能、愛着・共感関係を育むことが大事
「人工的なメディアでバーチャルな世界を“過度に”体験させることは、もともと備わっている発達のしくみを混乱させることになりかねない」
「子供を取り巻く環境のひとつとしてとらえ、もし使わせるとしても、親が触っているものを一緒に触らせる程度にとどめておくほうが良い」

3~5歳:親が一緒に使いながら、正しい使い方を教えていく
「与えたままにするのではなく、必ず親が一緒に使うことが条件」
「一緒に使いながら、メディアとの接し方や情報の選別のしかたを、生活習慣のひとつとして教えていってほしい」


 いずれにしても「iPadをベビーシッターにしてはいけない」(「チルドレンズ・テクノロジー・レビュー」のウォーレン・バックレイトナー編集長)というのはたしかにそうかなとは思います。

 しかし現実には「タブレット先進国」では”ベビーシッターロボiPad号”が大活躍しているようです。

究極のベビーシッター?幼児のiPad使用に物議

 

 個人的には、まだ小さな子どもには「子ども向けキッズタブレット」ぐらいに留めておいて『コトダマ物語/コトダマレター』をあらかじめ入れてプレゼントするのをお勧めいたします。たぶん、お子様・お孫様も『コトダマ物語』を読みながらグッスリ眠れるのではないかと思います。(もしかしたら「睡眠学習」の効果があるかもしれません。)

 

 

スポンサーリンク

 

LINEで送る
Pocket

The following two tabs change content below.

Take

コトダマの里のIT事業部長兼SE兼お茶係です。主に電子書籍やタブレットなど最新のICT(情報通信技術)の動向について斜め30度ぐらいから考察します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)