ロケット花火(出典:GANREF; photo by 帆印

ロケット花火
(出典:GANREF; photo by 帆印)

新しい時代の葬儀のかたち!? 「宇宙葬」に法的な問題はないか?

 「宇宙葬」には法的な問題はないのだろうか。宇宙に関する法にくわしい作花知志弁護士に聞いた。

 「埋葬については、『墓地、埋葬等に関する法律』が、『埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行ってはならない』と定めています。また、刑法には『遺骨遺棄罪』(刑法190条)の規定があり、遺骨を不適切に遺棄した人は処罰されます。それらの法律が存在していることから、墓地での埋葬を行わずに散骨する行為は、従来、一般的には『違法となる』と受け止められていました」

 「1990年代に入ると、日本では、遺灰を海や山にまく、いわゆる『自然葬』をしたいという希望が増え、実際に自然葬を行う会社も登場しました。法務省も『葬送の一つとして節度をもって行われる限り、遺骨遺棄罪には当たらない』という立場だとされています」

 「近時始まった『宇宙葬サービス』の内容は、アメリカの会社が人工衛星に入れた遺骨を宇宙に送り、数カ月から1年で人工衛星が大気圏に再突入し、流れ星となって燃え尽きるというものです。特に節度を逸したものではなく、むしろ新しい時代の、新しい形の自然葬とも言えるでしょう」

 

 こんにちわ。コトダマの里の”宇宙葬を推進する会会長”Takeです。

 『コトダマ新聞』ではすっかりネタ要員と化してしまいましたが、これはもちろんコトダマの里における自らのポジションを鑑みてバカなふりを演じているだけです(フッ…苦笑)。ホントはいたって真面目な好青年ですので誤解のないようよろしくお願いします。ちなみに婚活中です。

 さて、宇宙葬ですが、過去2回にわたってシリーズとして連載させていただきました。(シリーズか?)。

 ただ、宇宙葬は法律的には問題ないのでしょうか? 記事で取り上げたときも少し気になっていたのですが、まったくタイミングよく「弁護士ドットコム」さんでこのネタが取り上げられておりました。

 宇宙に関する法―いったいどういう法律?―に詳しい作花知志弁護士によりますと、結論からいえば、「報道されているような形の宇宙葬であれば、ただちに日本の国内法に違反する、とされることはないように思います」ということのようです。

 刑法には「遺骨遺棄罪」(刑法190条)の規定があり「遺骨を不適切に遺棄した人」は処罰されます。ただ、最近流行の「自然葬」などは「葬儀としての節度やルールが保たれているかぎり」処罰の対象とはならないようです。

 まあ、常識の範囲で「葬儀」としての体裁が整っているのであれば「遺骨を不適切に遺棄」したことにはならないでしょう。以下で検討すべき問題点などがあげられていますのでご参考にしてください。

 わたしは個人的には、土に埋められたり、川や海に流されたりするよりは、大空や宇宙で散りたい、と思っています。千の○になって、あの大きな空を、○○○~」(※著作権の観点から一部○になっております)

 それに「お墓の前で泣かないで~」という気持ちもあります。遺族にあまりにも悲しまれると死んだ方も悲しくなります。

 これまで取り上げた「ロケット宇宙葬」「バルーン宇宙葬」「花火葬」は、どれも「明るく笑顔でおくりたい」という気持ちが表れています。そういう意味ではとても共感できます。

 ただちょっと気になるのは、こうした新しいユニークな形態の葬儀は、まだなじみの薄い世間から見れば非常識に見えかねない、というところです。

 たとえば、「宇宙葬」と「花火葬」を足して2で割ったような「ロケット花火葬」を執り行い、ロケット花火に遺灰を入れて打ち上げて、周囲は明るく笑顔で…

 …どう考えても、通報されます。

 いくら「葬儀」としての体裁を整えているからといって、やっぱりあまり「常識外れ」な「ユニーク葬」は「節度を保っている」とは言い難いかもしれません。
 ただこれも、「絶対にロケット花火にしろ!」と遺言に書かれていたらどうなのか…

 …やっぱり弁護士さんに相談したいと思います。

 

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Take

コトダマの里のIT事業部長兼SE兼お茶係です。主に電子書籍やタブレットなど最新のICT(情報通信技術)の動向について斜め30度ぐらいから考察します。

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