スーダラ節にレーザー光線…[トホホな葬式]体験談(出所:日刊SPA!)

スーダラ節にレーザー光線…[トホホな葬式]体験談
(出所:日刊SPA!)

スーダラ節にレーザー光線…[トホホな葬式]体験談

 しめやかに執り行われるはずのお葬式も、ひとつ間違うとビミョーなことに。

 「友人のお父さんのお葬式のBGMが植木等の『スーダラ節』だった。いくら故人のカラオケの十八番だったからって、場違い感は否めなかった」(46歳・女)

 大往生ならそれもいいけど、若くして亡くなった場合はシャレにならない。

 「27歳で過労死した友人の葬儀がトンデモなかった。司会者は妙に流暢で演歌の曲紹介みたいな調子。出棺の際はスモークにレーザーが乱舞、『これより黄泉の国に旅立ちます』とのアナウンスでレールの上をお棺がスルスル……」(48歳・男)とは、演出過剰もいいところ。

 こんにちは、コトダマの里の”遅れてきたメタルキッズ”Takeです。
 アカデミックな雰囲気で「死と生の文化変容」を冷静に分析・考察する『コトダマ新聞』にあって時折場違いなバカっぽい記事がありますが、それはまちがいなくわたしの記事です。申し訳ありません。

 さて今回紹介する話題もそれに負けず劣らずバカっぽいといいますか、そりゃネタだろ! と思わず突っ込みたくなります。

 まずそもそも「27歳で過労死した友人」て… それは事と次第によっては「事件」でしょう。葬式の様子がマスコミで報道されることだってあるでしょう。ともかく普通の葬式に比べて遺族や参列者の「やり場のない怒りや悲しみ」は相当に深いものがあると思われます。
 そんな雰囲気のところに「スモークにレーザーが乱舞」「『これより黄泉の国に旅立ちます』とのアナウンス」「レールの上をお棺がスルスル」
 危機一髪棺桶脱出ショーか!?

プリンセス・テンコーの脱出ショー (出所:ブログ「地球の果てまで」)

プリンセス・テンコーの脱出ショー
(出所:ブログ「地球の果てまで」)

 …いや、もちろんそれぞれの個人や家庭には他人にはうかがい知れない事情があるはずです。
 もしかしたら、演歌歌手を目指して毎日寝る間を惜しんでレッスンとアルバイトに精を出してとうとう身体を壊して突然死した若者かもしれません。生前かなわなかった晴れ舞台でのワンマンショウの夢をせめて葬式で叶えてあげたい、という遺族の思いやりからの演出なのかもしれません。

 もしそうしたたぐいの「深い事情」があるならば、見かけ常識外れの演出であっても、常識外れという世間の非難を甘受しつつ故人のタマシイの供養を優先させる遺族の心情を汲んでやりたいところです。でもそうした場合は、できればその「深い事情」を参列者にも開示してもらえれば、そうした事情を知らずに遺族を常識外れと非難していわば「二重に」傷つけてしまう危険を避けることができると思います。

 他方、もしかしたらそうした「常識外れ」の演出は故人の「遺志」「遺言」によるものかもしれません。
 例えば20代にもかかわらずある意味で「几帳面」な性格で「エンディングノート」をきちんとつけていて―コトダマの里では年齢に関わらず若いときからのエンディングノートの作成を推奨しています―、自分の葬式についても細かくその仕様を指定している人もいるでしょう。
 そしてそこに「スモークにレーザーが乱舞」「『これより黄泉の国に旅立ちます』とのアナウンス」「レールの上をお棺がスルスル」と具体的に記載されているのであれば、それだけ具体的に指示しているのだから遺族としても従わないわけにはいかない、ということもあるかもしれません。

 とはいえ… やはり内容次第では遺族も躊躇することはあるでしょう。そこで故人の遺志を尊重する遺族の心情はやはり汲まねばなりますまい。
 いずれにしても、エンディングノートに自分の葬式についての希望を書くのはよくあることですが、自分の希望を強調するあまり遺族の気持ちや周囲に対する配慮がおろそかになってはいけません。

 ちなみにわたしだったら、葬式では好きな音楽をBGMにして送ってもらいたいです。

 

 が… 家族の気持ちを思うと断念した方がいいかもしれません。

 

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Take

コトダマの里のIT事業部長兼SE兼お茶係です。主に電子書籍やタブレットなど最新のICT(情報通信技術)の動向について斜め30度ぐらいから考察します。

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