タブレット端末を使った教育現場(出所:毎日jp)

タブレット端末を使った教育現場
(出所:毎日jp)

タブレット個人負担撤回を 佐賀・嬉野市議会が意見書

 佐賀県嬉野市議会は17日、県教委が来年度から県立高校の新入生全員に、タブレット型端末を5万円の自己負担で購入してもらおうとしていることについて、古川康知事に撤回を求める意見書を全会一致で可決した。県が購入し、学校内で生徒へ貸与するよう求めている。
 提案者の神近勝彦市議は「保護者で5万円の負担に肯定的な人は皆無だ。本当に必要なら負担するだろうが、なぜ5万円なのか、県教委はまずその根拠を示して欲しい」と話している。

 こんにちは、コトダマの里の”体育会系”Takeです。ウソです(笑) 本当は”アキバ系”です。
 巷では先日のAKB48のじゃんけん大会が八百長だの何だのと騒々しいようですが、プロレス好きのわたしとしてはむしろ優勝が松井珠理奈ではひねりが足りないのが不満です。

 さて話は変わりますが、最近は小中学校などの教育現場にタブレットの導入が進んでいることがニュースで取り上げられるようになってきました。
 もともとタブレットは電子書籍の閲覧にはちょうどいいサイズですし、操作もタッチパネルで簡単だし、おまけにスマホのゲームはほとんどそのままタブレットでもできるし、Windowsパソコンなんかに比べて学校・教育用の情報端末としてはるかに適していると思います。
 それに最近は”恐怖の価格破壊王”「中華パッド」(中国製タブレット)のおかげでアンドロイドのタブレットはかなり低価格でお手ごろになってきたので(iPadはまだ殿様商売だなあ)一人一台で配布してもさほど負担にはなりません。

 …のはずが! 佐賀県の教育委員会が来年度から県立高校の新入生全員にタブレットを配布することを計画しているらしいのですが、それがなんと5万円! しかも自己負担!で購入してもらうということで物議を醸しているらしいです。
 タブレットを導入するのはいいがいくらなんでも5万円はないだろう、というのがおおかたの県民の方々の反応のようで。記事にあるようにとうとう議会が知事に撤回を求める意見書を全会一致で可決したとのことです。

 でも、これってIT事業関連ではいかにもありがちな話なんですよね。
 つまり、地方自治体の上層部の誰かが小耳に入れた(あるいは入れられた)”最新動向”をもとに他から遅れをとってはなるまいと突如大声で号令を発し、現場は初めて聞くようなカタカナ用語をあわててネットで検索して調べたりするものの基礎知識がないもんだから結局よく分からず、出入りの業者に「ちょっとなんとかしてくんない? とりあえず形だけでいいからさあ(笑)」とか”相談”して、業者の方は「かしこまりました(笑)」とか言って現場の役人の無知をいいことに本当に”形だけ”のものにちょっとイロをつけた値段にして、後は公示・入札の”調達の儀”を設定して茶番劇が終了する、というB級ドラマです。

 タブレットに関しては、最新のハイスペックのいわゆる「中華パッド」が1万円以下でアキバやアマゾンでふつうに手に入ります。中華パッドは以前はジャンク扱いでしたが、最近はなかなかどうして、落としても簡単には壊れません(笑)
 教育ソフト込みということでも、たとえばベネッセは進研ゼミの中学講座受講者に無料のオマケ(副教材)でタブレットを配布しています。

 もちろんベネッセの場合は、今後の教育現場でのタブレットの普及を見越した戦略的投資の意味あいが強いとは思いますが。
 それが5万円て…しかも自己負担て… ベネッセの進研ゼミとらせたほうがよっぽどいいじゃん!!

 佐賀県はICT(情報通信技術)教育の推進に熱心なようで、コトダマの里としては応援したいところではあるのですが… 諸般の事情でこれ以上はコメントは差し控えさせていただきます。

 

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Take

コトダマの里のIT事業部長兼SE兼お茶係です。主に電子書籍やタブレットなど最新のICT(情報通信技術)の動向について斜め30度ぐらいから考察します。

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