エコヤギたちの気を引こうとする女の子(出所:AFPBBNews)

エコヤギたちの気を引こうとする女の子
(出所:AFPBBNews)

米ワシントン議会墓地に「エコヤギ」の群れ、除草と肥やしが使命

 米ワシントンD.C.(Washington D.C.)の連邦議会議事堂(Capitol Hill)近くにある歴史ある議会墓地(Congressional Cemetery)に隣接した緑地に7日、ヤギの群れが放たれた。

 「エコヤギ(Eco-Goat)」と呼ばれるこのヤギたちの使命は、米閣僚や議員経験者、最高裁判事、元軍人たちが眠る墓地の周囲、2エーカー(約8000平方メートル)の土地に茂ったツル植物や毒性の強いツタ、コケやシダ類を取り除きながら、土壌を肥沃(ひよく)にすることだ。7日から6日間、24時間態勢で「使命」に臨む。除草が必要な土地がアナコスティア川(Anacostia River)に近いため、除草剤の使用を避けた結果のヤギ投入という。

 ワシントンの議会墓地に眠る有名人には、米連邦捜査局(FBI)のジョン・エドガー・フーバー(John Edgar Hoover)元長官やエルブリッジ・ゲリー(Elbridge Gerry)元副大統領、写真家のマシュー・ブレイディ(Mathew Brady)などがいる。

 

 暑中お見舞い申し上げます。お盆に入ってから日本列島は記録的な猛暑に見舞われていますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

 お盆休みで故郷に帰省されていたり行楽地に出かけられたりしている方が多いかと思いますが、コトダマの里は通常通り営業しております。東京都内は電車も街中も閑散としていますが、コトダマの里はお盆ということでいつもよりタマシイさんたちで賑わっております(笑)。

 今回のコトダマ新聞は、コトダマの里の広報・営業・総務部長兼昼食調達係のAzuが担当いたします。お客様からのお問い合わせはわたしが承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 さて、お盆で故郷に帰省してお墓参りをされると思いますが、久しぶりにお墓に行ってみると雑草がボウボウでビックリ! ということも多いのではないでしょうか。
 暑い最中にえんえんと草むしりをして、熱中症で倒れてしまう…ということにもなりかねません。せっかく草むしりをしても、いったん根付いてしまった雑草はすぐにまた伸びてしまいます。除草剤をまいても効果は一時的ですし、人や環境への影響も気になります。

 そこで! 「エコヤギ(Eco-Goat)」の登場です。

 紹介記事によると、アメリカのワシントン議会墓地の雑草対策の切り札として、エコヤギくんたちが雇われ、一週間のあいだ一心不乱、不眠不休(?)で雑草を食べまくるそうです。墓地の近くに川が流れていて除草剤が使えないため、「環境に優しい」雑草対策としてエコヤギを活用することになったようです。

 ちなみにCNNの配信動画では、忠実に任務を遂行するエコヤギくんたちの様子がうかがえます。

 

 調べてみると、日本でもすでにエコヤギを活用した雑草対策のプロジェクトがあるようです。
 たとえば長崎県島原半島では「ヤギ・羊ECOプロジェクト」なるものがあり、公用地の雑草対策としてヤギやヒツジの放牧がされているとのことです。このプロジェクトのねらいは、以下のようなことです。

  1. ヤギ・羊を管理者不在・経費節減により管理が行き届かない公用地に放牧し、 雑草を食べてもらう事で機械を使わず(燃料不要)・人手がいらず(危険が伴わない)・ 除草後の焼却処理不要(CO2削減)に努めています。
  2. 海に大量発生して悪臭を放つアナアオサを回収し、飼料とする事で経費節減と 景観維持に努めています。
  3. ヤギ・羊を放牧する場所をあらかじめ告知したり、イベントを開催する事で、 閑散としていた公園などにふれあいの場を提供し、人々の笑顔と活気を呼び戻します。
  4. ヤギ・羊の乳や毛、肉を利用して若者が自信を持って故郷に定着できるような 島原の特産品開発に向け、試作品の作成や検討会議・アンケート調査などを行っています。
島原半島循環型畜産モデル

島原半島循環型畜産モデル

 でも… 雑草をたらふく食べた後は「毛、肉」も”利用”されてしまうんですね…。ちょっぴりかわいそうな気がしますが、もともと「島原半島循環型畜産モデル」ということだそうですので、循環型社会における人間と動物(家畜)の一つの共生のあり方を示したものなのかもしれません。

 日本でも地方の公共の墓地や霊園では雑草対策がままならず荒れ果ててしまっているところも少なくないと思います。そういうところでヤギやヒツジを放牧して一般の来訪者もふれあえるようにすると、雑草除去だけでなく子どもたちも喜ぶ観光地にもなるかもしれません。

 ところで、紹介記事ではエコヤギの使命には雑草除去だけでなく「土壌を肥沃」にすることも含まれているようですが、これって墓地にウンチしまくり、ということでしょうか?
 お墓参りする遺族やお墓に眠っている故人から苦情が来ないんでしょうか? それに、かえって雑草の肥やしになるのでは? いくつか疑問も残りますが、とにかくエコヤギくんたちには、がんばってもらいたいものです。

 炎暑酷暑のみぎり、皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます。

 

LINEで送る
Pocket

The following two tabs change content below.

Azu

コトダマの里の広報・お客様窓口担当です。お客様からのお問い合わせはわたしが承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)