飯島愛さんの公式ブログ"ポルノ・ホスピタル"

飯島愛さんの公式ブログ”ポルノ・ホスピタル”

飯島愛さん孤独死から4年…今もブログが支持される理由

 《お誕生日おめでとう。憧れてた、あなたがいなくなったときと同じ年令に私もなりました。これからは、あなたを追い越していくんだな―…》《愛ちん 今日も楽しく踊っているのかな?いつまでも一緒に歳をとろうね!!ずっと忘れないよ》
 10月31日は、飯島愛さん(享年36)の誕生日だった。亡くなって4年、現在も閉鎖されていない彼女の公式ブログには、存命なら40歳のバースデーに多くのファンからお祝いの書き込みが寄せられた。
 飯島さんのことを忘れられないファン、特に同世代の女性たちがたくさんいる。亡くなった後、現在までに飯島さんのブログの最後の書き込みに寄せられたコメントは、いまや7万件に迫る。書き込んでいるのは飯島さんと同世代の女性が中心だが、なかには中学生もいるようだ。

 飯島さんがかつてバラエティ番組などで、いつも元気な笑顔で共演者に饒舌なつっこみを入れていたことをよく覚えている。

 サバサバした気風のいい姉御風の態度で、いつもちょっと嘲笑的な感じの口元からけっこうきつい毒舌コメントをしていたが、不思議にもけっして気分が悪い感じはしなかった。それは、表面的にきついことを言っていても、その裏で他者に対する思いやりの態度がいつも感じられたからだ。

 こうした、まるで体臭のように周りに気づかれてしまう「思いやり」みたいなものは、やはり彼女自身の必ずしも幸多いとは言い難い人生経験からにじみでてきてしまうものなのだろう。

 彼女のファンは、それでも笑顔や思いやりを忘れないそうした生き様に共感し、また自分を重ね合わせて、自らの励ましや慰めのために、今はもう亡くなった彼女のサイトをいつまでも尋ねるだろう。

 彼女が孤独のうちに死を迎えたとしても、彼女のタマシイ(魂)は多くの人の心に遺(のこ)り、その支えとなっている。まるで、死によって”タマシイ(魂)のタネ”をまきちらしたかのようである。

 ただ、ネット上に今も残る彼女のサイトは今なお花を咲かせ、”タマシイのタネ”を放ち続けているのだ。こんなことは、見かけだけ立派な墓にできるはずもない。

 インターネット上にはいろいろなものがある。飯島愛さんのサイトのような“タマシイ(魂)の墓”はもっとあってよいと思う。

「一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし」

 

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『コトダマ新聞』の主筆(代表)です。時流に流されずに死生観をめぐる文化論にまで掘り下げて考察したいと思います。

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