"厄除け大師"の川崎大師

“厄除け大師”の川崎大師

新厄年:男女とも63歳が新大厄 要介護の原因疾患リスクが急上昇

 老化と年齢の関係について調査研究を行う「年齢研究所」はこのほど、要介護・要支援の原因となる六つの疾患とがんの発症リスクが上昇する年齢を算出し、「新厄年」として発表した。
 新厄年は満年齢で男性が24歳、37歳、50歳、63歳、女性が25歳、39歳、52歳、63歳。同研究所は新厄年について、「厄年『再考』」と題したセミナーを東京都内で開き、同研究所所長で茨城キリスト教大学の板倉弘重名誉教授は「63歳は、男女とも7疾患の発症リスクがもっとも急上昇する年齢。新大厄と呼んでよい。健康でアクティブな老後を過ごすために、注意を喚起したい」と話した。

 厄年は伝統的な日本風俗の一つであるが、平安時代からあったらしい。ただし、その根拠については定かではない(wikipedia「厄年」
 しかし、現代的(医学的)な観点から、諸々の病気にかかりやすい平均的な年齢を「厄年」とすることは十分意味があると思う。とりわけ、63歳というのは、ちょうど定年退職の時期であり、いかにも「厄」がありそうな年齢である。
 会社勤めのは、中高年を過ぎて自らの先行きにある程度見通し(見切り)をつけると、後は定年までは大きな病気や事故に見舞われないまま何とか無事勤め上げたいというのが最大の関心事になる人は多いだろうし、それゆえそれまでは必死になってがんばるだろう。

 しかし退職して気が抜けたところで、それまでは気が張っていて見過ごしていた(あるいはあえて見ないでいた)体の不具合がいっきょに表面化して、様々な症状が噴出したというのはよく聞く話である。その意味ではたしかに63歳あたりは現代人の人生の「大厄」の歳にふさわしいと言える。
 「厄祓い」のために、旅行もかねて神社仏閣を訪れるのもよいかもしれない。あるいは、いま流行のエンディング・ノートも、それまでの人生の「反省」をこめて、一種の「厄祓い」「厄除け」のつもりで作成してみるのも面白いかもしれない。ぜひお勧めしたい。

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『コトダマ新聞』の主筆(代表)です。時流に流されずに死生観をめぐる文化論にまで掘り下げて考察したいと思います。

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