KS001『コトダマ物語&コトダマ・レター選集』は、コトダマの里で作成した『コトダマ物語』および『コトダマ・レター』をテーマごとにピックアップし、編集本としてまとめたものです。
 あわせて、『コトダマ物語』『コトダマ・レター』の趣旨とガイダンスも含まれています。
 『コトダマ物語』『コトダマ・レター』の入門書であると同時に、その”タマシイ”を凝縮した精選集でもあります。
 『選集』に納められた「タマシイの物語」「タマシイのメッセージ」が読者の「タマシイ」に響き、新たな「コトダマ」へとつながっていくきっかけになれば幸いです。
 なお『選集1』は『コトダマ物語』『コトダマ・レター』のサンプル・バージョンの位置づけですので、とくにテーマは設けていません。


コトダマレター『カオちゃんへ』 今年も、お誕生日プレゼントどうもありがとう。サルのぬいぐるみ、さっそくベッドの脇に飾りました。一見普通のぬいぐるだけど、口が大きくパカッと開いていて、メガネ置きにもなるんだね。便利でかわいくて一石二鳥で重宝しています。ぬいぐるみを見ながら、ふとカオちゃんに最初に会ったときのことを思い出しました。


結婚して苦労を買う 「苦労は買ってでもしろ」とよく言われます。これは、人生のどんな苦労でも後々役に立つ知恵や教訓が必ず含まれている、ということを意味していると思います。わたしは、結婚をして、夫からまさに「苦労を買い」ました。いまから思うと、これはまったく無駄な買い物でした。無駄どころか大損でした。しかし、過ぎたことをいつまでも悔やんでいても仕方がありません。めげないのが、わたしの一番の取り柄ですから。日本人の平均寿命という観点から見ればわたしはすでに人生の折り返し地点に差し掛かっているところですが、わたしとしてはこれからが人生の本番だと考えています。


人生をつなげる・経験を分かち合う 「ギャンブル依存症」は人生を危機に陥れる深刻な「病気」です。しかし、世間はなかなかギャンブル依存症を病気とは思ってくれません。ギャンブルにはまる原因は本人の意志の弱さ、あるいは性格のだらしなさだと多くの人は思っているのではないでしょうか。それゆえ、本人の意志次第ですぐにでも克服できるはずだ、と考えるか、あるいは反対に、本人の性格の問題なので一生治らないと、考えるのかのいずれかだと思います。じつは、ある意味でこの両方とも当たっています。わたしは、重症のギャンブル依存症でした。もちろん最初のころは自分をギャンブル依存症だとは思っていませんでした。「ギャンブル依存症」という言葉もよく知らなかったのです。


お母さん、お父さんへ 一年にわたるガン治療が一段落して、来月、仕事に復帰することになりました。
 手術のときも、その後の治療のときも、お母さんとお父さんがいてくれて、とても心強く、安心でした。
 ほんとうに、ありがとう。
 ほんとうは面と向かってきちんと御礼の言葉を言うべきなのに、あらたまって言うのはなんとなく恥ずかしいので、元気なうちに感謝の気持ちを手紙にしておこうと思いました。